AI搭載ロボアドバイザー「THEO(テオ)」を運営する株式会社お金のデザインは、9月28日からESG関連のETF(環境・社会・企業統治などに配慮している企業を中心に投資するETF)中心に構成されたグロースポートフォリオに切り替えられる「THEOグリーン」の提供を開始した。THEOと提携サービス「THEO+docomo」を利用している顧客に利用できる機能で、ESG投資に関心が高いユーザーに、資産運用を通じて持続可能な社会の実現に貢献できる仕組みとして活用を呼び掛ける。
サービスサイトのマイページでTHEOグリーンモードへ切り替えると、THEOが持つ3つの機能ポートフォリオのうち「グロースポートフォリオ」がESG関連ETF中心の構成に変更される。通常モードへ戻すことも再度THEOグリーンモードへ切り替えることも可能。
お金のデザイン社は今年7月、NTTドコモ、SMBC日興証券の3社による「長期・分散・積立」を基本とした資産運用サービス拡充に向けた協業を検討していくことを表明しており、THEOグリーンの提供はその一環となる。
「環境汚染や地球温暖化などは、健全な世界を維持するために真剣に取り組むべき社会課題との認識が広がっている。それに伴い、経済的リターンにとどまらず、より長期的な観点に基づき、社会課題の解決によりもたらされる社会的リターンを考慮したESG投資への関心も高まっている」と同社は背景を説明する。 社会課題への取組みやESG投資に関心が高い顧客にTHEOグリーンを提供し、資産運用を通じて持続可能な社会の実現に貢献できるツールとする。
THEOは、長期的に高いリターンを狙うグロースポートフォリオ、相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」、株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」の3つの機能ポートフォリオを、目的別に組み合わせ運用している。
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