三井住友カード株式会社は、キャッシュレス決済を通じたサステナブルな社会づくりに貢献する取り組みとして「タッチハッピー」を実施している。期間ごとにテーマを設定し、テーマに沿った貢献活動を行う団体や基金に、Visaのタッチ決済や三井住友カード公式SNSアカウントなどを活用して寄付を行う。
2021年7月〜9月は「タッチハッピー 防災のこと篇」と題し、子どもたちに「防災BOOK」を届ける。日本は自然災害が多い国であるにもかかわらず、約半数が防災対策をしていないという。特に貧困に苦しむ子どもたちほど自然災害の影響を受けやすいと言われている。そこで、三井住友カードは特定非営利活動法人プラス・アーツへの寄付を通じて防災教育を広め、社会全体がハッピーになるように活動していく。
「タッチハッピー 防災のこと篇」は、国連が定めるSDGsの「4.質の高い教育をみんなに」「11.住み続けられるまちづくりを」「13.気候変動に具体的な対策を」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の4つのゴールに寄与するものと考えられる。なお、パートナーのプラス・アーツは「防災は、楽しい。」をモットーに、子どもたちが夢中になれる防災プロジェクトを行っている。
タッチハッピーは、2020年2月に開始。キャッシュレス決済のたびに社会貢献ができる取り組みに多くの方々が参加し、2021年6月までのタッチ数は800万件を超えた。エコやオーガニック、寄付など人や地球に優しい商品・サービスであるソーシャルプロダクツの普及を目的とした日本で唯一の表彰制度である「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」でソーシャルプロダクツ賞を受賞した。
三井住友カード発行カードでのVisaのタッチ決済1回につき0.5円が寄付。三井住友カード公式Twitterでの1リツイートまたは1いいね、公式Facebookでの1シェアまたは1いいね、公式Instagramでの1いいねにつき、それぞれ1円が寄付される。また、Twitterでは「#キャッシュレスでハッピーな未来にタッチしよう」の1投稿につき1円が寄付される仕組みだ。
三井住友カードはキャッシュレス決済を通じて、顧客やパートナー団体とともに、誰もが幸せになれる社会、ハッピーな未来の実現を目指していくとしている。
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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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