SBI FXトレード株式会社は8月31日、FX専業会社では初となる暗号資産CFD取引サービスの取扱いを開始した。
暗号資産CFD取引は、暗号資産を対象とした差金決済取引だ。同社が現在提供しているFX取引と同様に、レバレッジを利用した売買が可能となる。同サービスの特長の一つとして、土曜日、日曜日もマーケットが開いているため、24時間、365日お取引が可能となる。
取扱う暗号資産は「ビットコイン(BTC)」「エックスアールピー(XRP)」「イーサリアム(ETH)」の3種類。各暗号資産に対し対円銘柄と金融商品取引業者では初となる対米ドル銘柄の取扱いがあり、合計6銘柄を取引できる。また、最小発注数量は約15円程度から取引できる一方で、保有建玉上限についてはBTC/JPYの場合、500BTCまで可能であり、初心者から上級者まで利用できるサービスとなっている。
配信スプレッドについても、これまで同社がFXビジネスで培ってきたサービスノウハウを最大限に活かしたレートにて提供予定である他、サービス開始にあたり、スプレッド、レバレッジ手数料などサービス内容を含めた多彩なキャンペーンの実施が予定されている。

サービスリリースに合わせ、スマートフォンアプリ「暗号資産CFD」(iPhone及びAndroid)も公開されている。「SBI FXTRADE-2020」アプリの利用者であれば、使い慣れた操作性で暗号資産CFDを取引できることが特徴となっている。また、米ドル円の価格を参照価格として表示しており、タップすることで、外国為替証拠金(FX)取引アプリ「SBI FXTRADE-2020」へのシームレスな遷移も実現している。

WEB版取引サイトは、FX取引画面のユーザーインターフェイスと同様に、「チャート」「ディーリングボード」「銘柄別のプライス」が1画面に内包されており、上級者でも便利に利用できる取引ツールとなっている。PC・スマホを問わず利用できるため、これまでFX取引で取引の経験がある利用者も使いやすい仕様となっている。

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