京都信用金庫、使用済み衣服の回収&循環プロジェクトを始動。京都市も参画

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京都信用金庫は、株式会社ヒューマンフォーラムと共同で使用済み衣服の回収&循環プロジェクト「RELEASE⇔CATCH」を始動すると発表した。「RELEASE⇔CATCH」では、家庭で不要になった衣服を回収するBOXを地域の拠点に設置。回収した衣服のうち、再利用可能なものは販売・寄付し、捨てられるはずだった資源を再び市内で循環させる。

プロジェクトの目標は、年間360トンの衣服の回収と年間324トンのごみ削減、年間15,160トンの二酸化炭素削減。さらに、本活動によって再利用の輪を広げ、リユース、リデュース、リサイクルの「3R」が若者文化として醸成されることを目指すという。

本プロジェクトは京都市、安田産業株式会社、株式会社ジェイ・エス・ビーの共催で、株式会社たまゆらもパートナーとして参加する。京都信用金庫はヒューマンフォーラムとともに主催し、京都、滋賀、大阪の全92拠点に回収BOXを設置して不要な衣服を回収。地域住民や地域企業にもプロジェクトへの参画を促し、地域のソーシャルマインドを醸成していく。また、他の参画企業や団体と協力し、本プロジェクトをより推進させるイベントを随時企画していくという。

京都信用金庫の榊田隆之理事長は、以下のコメントを発表した。

「服のリユースは、循環型社会の構築に向けた重要なテーマです。本プロジェクトにおいて当金庫は、インターネット専用店舗を除くすべての店舗とQUESTIONに衣服の回収BOXを設置し、ゆっくりと時間をかけて、地域にお住まいの方々に共感をいただけるよう活動していきます。そして、コミュニティ・バンクとして地域金融機関の役割を果たし、人にやさしく、地球にやさしい、循環型のコミュニティを形成していきます」

【関連サイト】RELEASE⇔CATCH

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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