パーソルHD、来場者の笑顔に応じて寄付する「Smile Donation」で集まった金額を育て上げネットに寄付

有楽町マルイ1Fに設置された笑顔測定器

パーソルホールディングス株式会社は3月に参画した「One Week for Well-being」で集まった金額を認定NPO法人育て上げネットに寄付したと発表した。

有楽町マルイなどで開催された「One Week for Well-being」の中で、パーソルホールディングスは来場者の笑顔に応じて蓄積したポイントを寄付する「Smile Donation」を実施。カメラのついた笑顔測定器を設置し、顔画像を解析することによって平均笑顔度や瞬間最高笑顔度を計測した。目や口の動きなどの情報をもとに通過者の「笑顔レベル」を大・中・小の3段階に分類し、ポイントとして可視化。1ポイントにつき決まった金額を育て上げネットに寄付した。

パーソルホールディングスは、はたらくことを通してその人自身が感じる幸せを「はたらくWell-being」と定義している。育て上げネットは2001年の設立以来、一貫して「若者の『はたらく』と『はたらき続ける』の支援を通じて若者と社会をつなぐ」サポートをしてきており、パーソルホールディングスが推進する「はたらくWell-being」創造に貢献する団体として、寄付先に選ばれた。

今回の寄付について、パーソルホールディングス株式会社のグループコミュニケーション本部村澤典知本部長は「パーソルグループが目指す『はたらいて、笑おう。』の実現は、私たちの力だけではできません。『はたらく』を支援する世の中のさまざまなステークホルダーとの協業が不可欠です。育て上げネット様のような、若者の『はたらく』を支援する団体に対する寄付などの取り組みを通して、社会の『はたらくWell-being』を推進し、誰もがはたらいて笑える世の中を創っていきたい」とコメントした。

育て上げネットの工藤啓理事長は「『育て上げネット』のミッションは、はたらきたくてもうまくはたらけない、はたらき続けることが難しい若者が、本人の望む『はたらく』の実現が可能な状況になるまで伴走すること。そこから先はパーソルに代表される人材サービスや公共の仕事となります。同じ志をもった組織や団体と協力し、人々の『はたらくWell-being』を支援することで、社会をよりよい方向へと変えていきたい」と意気込みを語った。

パーソルホールディングスは、多様なはたらき方や学びの機会の提供を通じてはたらく機会を創出し、一人ひとりの選択肢やはたらく自由を広げ、個人と社会の幸せを広げることで「“はたらくWell-being”創造カンパニー」となることを目指す。一人でも多くの人々が自ら選択した仕事やはたらき方で、喜びや楽しみ、さらには人や社会の役に立っていることを実感できる多様で豊かな社会を創造することで、グループビジョンである「はたらいて、笑おう。」を実現していくとしている。

【参照記事】【パーソルホールディングス】認定NPO法人 育て上げネットに寄付を実施~「はたらくWell-being」を創造する組織・団体を支援し、「はたらいて、笑おう。」を実現する~

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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