持続可能なエネルギーの創出を目指して。バイオマスガス化発電ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ

※ このページには広告・PRが含まれています
プラント設計のプロが手がける次世代の画期的発電システム“バイオマスガス化発電”で、活用されていない木材を最大限利用する『GPE』

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「プラント設計のプロが手がける次世代の画期的発電システム“バイオマスガス化発電”で、活用されていない木材を最大限利用する『GPE』」の情報が公開された。再生エネルギー発電システム申込期間は2月17日から2月19日、目標金額1629万円、上限金額6516万円。投資金額は1口9万円、1人5口まで。

株式発行者の株式会社GPEは、新開発の木質バイオマスガス化発電(木材などの有機性資源を活用した発電)や、新型地熱発電(温泉を活用した地熱発電)といった、再生可能エネルギーを生み出すプラントや、VOC(大気汚染の元になる有機化合物)分解処理プラントなど、再生エネルギー関連の大型機械設備の開発、設計、製造、建設までを手掛けている。特に、国内で十分に活かされていない木質資源を活用し、有害物質の排出量が少ないバイオマスガス化発電所を地方に複数設置することで、日本の発電の課題を解決することを目指す。

株式会社GPEは木質バイオマスガス化発電、新型地熱発電、VOC分解処理プラントなどを手掛ける

「電力は、火力(75%)、水力(7.4%)、太陽光(7.4%)、原子力(6.5%)などで賄われている(出典:環境エネルギー政策研究所)。しかし、火力発電はCO2の排出や石炭などの燃料を輸入に頼らざるを得ないこと、水力発電は発電所の建設条件が複雑、原子力発電は廃棄物、放射能問題など従来の発電方法には多くの課題が見られる」と同社は指摘する。そこで開発したのが、日本の山間部、内陸部で十分に活用されていない間伐材(林業で木を間引く際に発生する木材)や剪定材(庭技の剪定で発生する切り屑)、バーク材(樹木の皮)や抜根等木質資源を燃料として活用し、可燃性ガスを発生させることでロータリーエンジンを回して発電につなげる木質バイオマスガス化発電プラント「Synprex」だ。

間伐材や剪定材、バーク材や抜根等木質資源を燃料として活用し、可燃性ガスを発生させることでロータリーエンジンを回して発電につなげる木質バイオマスガス化発電プラント「Synprex」

あらゆる木材をガス化(加熱処理)できる小型炉で発電するため、発電所も小規模で設置場所を選ばない。さらに設備点検が容易な設計になっており、専門知識の少ない人でも運営が可能という。すでに、大手化学メーカーの東レ株式会社にプラントを導入した実績を持つ。今後は廃棄植物や食品残渣、紙類、廃プラスチック等の様々な資源をエネルギー源として活用し、より高付加価値で高性能なガス化プラントを開発していく。

今後の燃料

2020年度に売上高3.4億円売上を計上しており、マイルストーンではバイオマス発電プラントや電力供給設備の建設によって25年に売上高42.5億円、IPOによるイグジットを目指す。25年度内にバイオマス事業のプラントを13件、その他の事業のプラントを4件着工する計画を打ち出している。

GPE社が資金調達に活用するファンディーノは、運営会社の日本クラウドキャピタルによる厳正な審査を通過した、将来性あるベンチャー企業に投資ができる日本初の株式投資型CFサービス。将来性のあるビジネスの応援と成長を楽しみながら、IPOやM&Aなどイグジットした際のリターンを期待する投資だ。投資はオンラインで10万円程度から可能、紹介しているのは金融商品取引法にもとづいた厳正な審査を通過したベンチャー企業。投資先の企業がIPO やバイアウトすれば大きなリターンが期待できる。

ファンディーノのCFはAll-or-Nothing方式を採用しており、目標募集額に到達した場合のみ案件が成立、投資が可能となる。上限募集額に到達すると、期間中でも募集を締め切る。これまでの最速目標達成時間1分54秒。目標募集額に未達の場合は不成立となり投資できない。サービス開始からの累計成約額は45億7827 万円、累計成約件数138件、ユーザー数5万6322人(2月12日現在)。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チームは、株式投資に関する知識が豊富なメンバーが株式投資の基礎知識から投資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融・投資メディア「HEDGE GUIDE」