ブルームバーグ エル・ピーは8月26日、債券のベンチマークである「ブルームバーグ・バークレイズ・インデックス」をリブランディングし「ブルームバーグ債券インデックス」と名称を変更したと発表した。ブルームバーグは2016年8月にバークレイズ・リスク・アナリティクス・アンド・インデックス・ソリューションズ・リミテッド(BRAIS)を買収、5年間の移行期間が終了したことに伴い、今月24日付で名称を変更していた。
新名称のブルームバーグ債券インデックスには、米国総合、ユーロ総合、アジア・パシフィック総合、グローバル総合、米国地方債、ハイイールド債、新興市場債、物価連動債、転換社債インデックスなどの主要な債券ベンチマークや、オーダーメイドで組成された全てのカスタム債券インデックスが含まれる。また従来の「ブルームバーグ・バークレイズMSCIインデックス」も「ブルームバーグMSCI ESG債券インデックス」に変更された。
ブルームバーグ・インデックスは、アセットクラスのリスク・リターン特性を把握するために客観的かつルールに基づいた代表的なベンチマークとして、1973年以来、債券投資家に最も広く利用されているインデックス。 クーン・ローブ、リーマン・ブラザーズ、バークレイズ、ブルームバーグ・バークレイズといったブランドのもと、投資家に豊富な市場情報を提供してきた。16年にブルームバーグはバークレイズからこれらの資産を買収し、5年間の共同ブランド化に合意。合意期間が経過したため、新名称となった。ブルームバーグの端末上では24日以降、ベンチマークにアクセスできる機能に、新ブランド名が反映されている。
ブルームバーグは「ブルームバーグ債券インデックスを通じて、ニーズに合わせて進化するインデックス事業を今後も発展させていく。顧客の個々の資産運用の目標達成に向けて最高品質のサービスを提供するために、株式、より広範なマルチアセット、ESG、テーマ型のインデックスといった、あらゆるアセットクラスのインデックス分野のイノベーションにも注力していく」とコメントしている。
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