Sygnum Bankがイーサリアム2.0のステーキングへ対応、銀行としては初

暗号資産に特化した銀行であるSygnum Bankが、イーサリアム2.0のステーキングへの対応を7月6日に発表した。銀行がイーサリアム2.0のステーキングへ対応するのは初めてのことになる。

イーサリアム2.0ではスケーラビリティを解決するために、プルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)へコンセンサスアルゴリズムが移行される。ステーキングはPoSを採用するネットワークで行われ、ネットワーク参加者はネットワークに対して特定量のイーサ(ETH)を預け入れることで報酬を獲得する。

Sygnum Bankの顧客は銀行内のプラットフォームを介してステーキングが可能であり、簡単かつ安全にサービスの利用が可能だ。現在はステーキングの報酬として、年間で最大7%の利回りを獲得できるという。低金利やマイナス金利が続く中で、ステーキングは従来の金利獲得手段の代替案として期待されている。

Sygnum Bankは世界初の暗号資産に特化した銀行であり、スイスやシンガポールに拠点を置きグローバルに事業を展開している。スイスおよびシンガポールでのライセンスにより、機関投資家や個人投資家、銀行、その他の企業が安心して暗号資産へ投資できる環境を提供する。

今回のイーサリアム2.0のステーキング対応以外にも、Tezosのステーキングサービスやデジタルスイスフランに連動したステーブルコイン(DCHF)の定期預金サービスを提供している。

Sygnum Bankのビジネス部門責任者であるThomas Eichenberger氏は、「イーサリアムのステーキングへの対応により、Sygnumが提供する利回りを生むサービスがさらに拡大した。資本の増加に加えて色々な種類のリターンを蓄積したいという顧客のニーズを満たすことができる。」と述べている。

また、会計部門およびカストディの責任者であるThomas Brunner氏は、「Sygnumの顧客はステーキングに参加することでより高い報酬を獲得できる。今回の対応はイーサリアムエコシステムの長期投資家によって魅力的な選択肢となるだろう。」とコメントした。

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株式会社techtec リサーチチーム

株式会社techtec リサーチチーム

「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec