「SUSTAINA ESG AWARDS 2022」受賞企業発表。サステナブル経営先進企業を表彰

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サステナビリティに特化したプラットフォームサイト「SUSTAINA」を開発・運営するサステナ株式会社は9月1日、サステナビリティ活動に積極的に取り組む企業を表彰する「SUSTAINA ESG AWARDS」2022年の受賞企業を発表した。同アワードは同サイトのミッションの1つ「企業のサステナビリティ活動が、更に活性化する仕組みをつくる」の一環として今年5回目の実施。「先進的な受賞企業を模範に、多くの企業でサステナビリティ活動が活性化すること」を目的に、各企業の環境への取り組みや、働き方改革、ガバナンス強化などを促すことで、持続的な経済及び社会の発展につながることを目指す。

「総合部門」はESG(環境・社会・企業統治)スコアと財務スコアからなる総合スコアの上位100社を「サステナビリティ経営先進企業」として選定。上位20社をゴールドクラス、30社をシルバークラス、50社をブロンズクラスで表彰する。

さらに、「ESG部門」では、サステナビリティ経営先進企業の中からE.環境、S.社会、G.ガバナンス、各スコアの高い3社をゴールド、シルバー、ブロンズで表彰する。「業種別部門」は東京証券取引所・証券コード協議会が定めている33業種毎に、総合スコアの高い3社にゴールド、シルバー、ブロンズの賞を贈る。今回から「市場別部門」を新設、東京証券取引所スタンダード、グロース各市場の中で、総合スコアの高い企業を表彰する。

総合部門でゴールドクラスに選ばれたのは、住友林業、アサヒグループホールディングス、クレハ、ライオン、ENEOSホールディングス、横浜ゴム、日本ガイシ、JFEホールディングス、小松製作所、ダイキン工業、ミネベアミツミ、日本電気(NEC)、セイコーエプソン、アドバンテスト、カシオ計算機、ヤマハ発動機、伊藤忠商事、豊田通商、三菱商事、川崎汽船。

ESG部門(左からゴールド、シルバー、ブロンズ)は「E. 環境」でコニカミノルタ、カシオ計算機、小松製作所、「S. 社会」で日本電気(NEC)、伊藤忠商事、クレハ、「G. ガバナンス」で日本電気(NEC)、J.フロント リテイリング、JSR。

業種別部門で、銀行業は三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループ、証券・商品先物取引業は岡三証券グループ、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、マネックスグループという顔ぶれ。

選定プロセスは、SUSTAINAで調査対象としている「東京証券取引所上場企業 約3,800社」の中から①独自の企業不祥事データベースを用いて過去5年間に発生した不祥事事案の中から社会及び財務への影響が大きかった企業を除外②不祥事による減点を含めた「ESG総合スコア」をもとに、業種毎に定めた基準スコアを超えた企業約600社を選定③選定企業の財務情報をもとに、成長性、収益性、効率性、安全性の指標でスコア化④E.環境、S.社会、G.ガバナンス、F.財務、各指標の最高点を100に調整⑤ESGスコア(満点:300)と財務スコア(満点:100)の総合スコアで受賞企業を決定する。

ESG評価概要は①企業がコーポレートサイトやコーポレートガバナンス報告書などで公表しているサステナビリティ関連情報を独自システムで評価②SUSTAINA利用者による企業評価③SUSTAINA企業会員によるセルフレポート評価④不祥事による減点から「ESG総合スコア」を算出。独自のESG評価システムは社会的責任に関する国際規格「ISO26000」と2021年6月に改訂された「コーポレートガバナンス・コード」がベース。ESG指標は「組織基盤・ガバナンス」「対株主責任」「人権」「労働慣行」「環境」「公正な事業慣行」「製品・サービス責任」「コミュニティ参画・発展」。評価項目は500以上。

【参照リリース】SUSTAINA ESG AWARDS 2022 受賞企業一覧

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