米国SEC議長、ビットコインETFに向けて進展を認めるも「まだやるべきことが残っている」

米国証券取引委員会(SEC)のジェイ・クレイトン会長は9月9日、ビットコインETF(上場投資信託)の最新の動向に関して「まだやるべきことが残っている」とCNBCのインタビューに答えた。

CNBCは同氏に、ビットコインETFが承認される可能性は近いか、また承認されるための市場操作に対する懸念の対処は進んでいるかなどを尋ねたところ、進歩しているがまだやるべきことも残っていると明かし、そう簡単には解決できない現状を説明した。

同氏は大きく2つの懸念を示しているという。1つ目は、仮想通貨のカストディ(保管)に関してだ。カストディは市場で長年求められてきた要件だという。機関投資家がマーケットに参入してくるにあたって、堅固なカストディの整備は顧客の資産を守るためにも必須条件といえる。

2つ目は、価格操作だ。ほとんどの取引所が明確に規制されていない中で、価格操作されていないという確証を持ってユーザーが取引できるかどうかが焦点となる。この懸念のポイントは、それらの価格が操作されていないことをどのように確認するのか、ということも明確でないことにある。

ジェイ・クレイトン氏は、ビットコインが適切な投資対象となる商品であると認識するためにはこうした懸念に対処していく必要があると述べている。ビットコインETFを巡っては、8月以降から申請の延期が続いており、10月にはビットコインETFの中でも有力とされていたBitwiseとVanEckの提案が迫っている。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。