世界最大級の会計事務所であるPwCは9月2日、PwCルクセンブルクが10月1日からクライアントからのビットコイン支払いを受け入れると発表した。導入に至った理由は、クライアントのニーズに応えるためと、エコシステム開発を今後サポートする姿勢があることにあるとている。
同社は、ビットコインは画期的な支払いモデルからダークウェブにも使用される他、リリース以来長年にわたって価格変動の激しい通貨であるという認識を持っているという。ネガティブな側面もある一方、ビットコインがピアツーピア支払いメカニズムを当初から崩しておらず、分散型モデルとして機能していることを評価。技術的な課題がまだあるものの社会への信頼を構築しているとしている。
同社はブロックチェーン技術の中期導入企業としての地位を目指すためにも、仮想通貨支払いを採用するということはクライアントからの高まる需要に対応し、経済の進化と共に安全な支払い代替手段を提供することを明かしている。現在、400人以上のスタッフが暗号技術に関するプロジェクトに取り組む試みによって、同社は従来のビジネスと分散型ビジネス、既存企業とブロックチェーンに着目したスタートアップ企業の間を橋渡しすることを目的としている。
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立花 佑
自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。
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