松井証券株式会社は5月31日から、投資信託の取扱商品として新たに23銘柄を追加する。追加銘柄には「iTrustティンバー」「UBS気候変動関連グローバル成長株式ファンド」など、近年注目を集めるESG(環境・社会・企業統治)・SDGs(持続可能な成長目標)関連の銘柄も含まれている。今回の追加で、同社の投資信託の取扱商品は1476銘柄となる。28日のデータ一括処理終了後(午後5時頃予定)から発注可能。投資信託の購入は投資信託会員画面、投信アプリから手続きできる。
同社の投資信託サービスでは、投資信託を100円から購入できるほか、2019年12月に投資信託の購入時手数料を完全無料化、20年4月には信託報酬の一部を顧客に現金で還元する日本初の「毎月現金還元サービス」を開始するなど、投資信託を活用した資産運用を始めやすい環境を訴求している。
利用開始時には3つのロボアドバイザーが資産形成をサポート。簡単な8個の質問に答えるだけで、一人ひとりに最適なポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)を提案する「投信工房」をはじめ、運用目的や興味のある資産に応じて投資信託を提案する「投信提案ロボ」、保有銘柄の診断や似た条件の銘柄を表示する「投信見直しロボ」を提供する。
今回追加した銘柄のうち、22銘柄が現金還元サービス対象となる。同サービスは投資信託の月間平均保有金額に応じて還元するもので、最大0.78%を還元。同社が取り扱う1400本以上の投資信託のうち、今回の銘柄追加によって全体で1076本が対象となった。
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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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