株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」の329号案件「発展途上のミャンマー地方部に“金融×ラストマイル物流”で貢献!途上国に新たな生活プラットフォームを創る『リンクルージョン』」は2月9日から13日まで、目標募集額1750万円、上限応募額6990万円で投資申し込みの募集を実施する。株式発行者のリンクルージョン株式会社はミャンマーの都市と地方の流通格差を解消するため、金融クラウド事業とBtoB向けのコマース事業を運営するベンチャー。投資金額は1口10万円(125株)、1人5口まで。
同社は2015年からミャンマーで生活インフラ、プラットフォームの構築を行っている。主力は低所得層へ小口融資を行うマイクロファイナンス機関にクラウドシステムを提供する金融クラウド事業。導入機関数は国内トップクラスで、現地の零細事業者約54万人に約110億円の融資供給のサポートを行ってきた。
19年から農村の小規模な商店向け食品・日用雑貨などの配達を行うコマース事業を開始している。メーカーや卸業者から預かった商品を農村地域の自社倉庫に保管し、契約している商店から定期発注を受け、トラックで各商店まで配達。メーカーなどからの販売手数料と、個人商店からの配送料が主な収益となる。
今後は、食料や日用品だけでなく、さまざまな商品やサービスを拡充し、農村部の零細事業者と生活者の支援を目指す。現在のコマース事業は食品や日用雑貨に特化しているが、肥料や農薬などの農業資材、ソーラー発電パネルやスマートフォン、オンラインでの医療相談なども需要を見込む。また、強みである金融サービスを連携させ、小口保険の代理販売や、個人商店をATM代わりに使ってもらう出入金サービスなども提供していきたい考えだ。
現在は一部の地域で3つの倉庫を運営しており、2029年までにミャンマー全土に倉庫を配備してミャンマー全土にサービスを届けられるようにしたいと計画。「途上国に新たな経済の流れをつくり、低所得や貧困のなかで暮らす人々が排除されることのない世界をつくる」ことを目的に掲げる。計画では29年に2.6万店以上の商店と契約、売上高10億円、IPOを想定。「ミャンマーに暮らす人々のインフラとなり、より豊かな生活環境の構築に貢献したい」と支援を呼び掛けている。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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