昨日のビットコイン相場は続伸。引き続き36,000ドルからの反発地合いが継続しており、昨日は44,000ドルを突破する展開に。
これまではアメリカの利上げ見通し、そして株式市場や金利に仮想通貨も連動していた環境下であったが、足元は仮想通貨市場が単体で強い展開となっている。
ビットコインの取引所残高は減少傾向が継続しており、引き続きこの点はいい傾向と言えるだろう。
オプション市場でも上方向のコールオプションが買われる動きが出ているため、マーケットは上昇方向の目線を持っている投資家が増えてきていることが伺える。ファンディングレートは全体的にポジティブになってきているため、短期的なショートカバーは一旦落ち着きを見せそうな状況。
トレード戦略は引き続き45,000ドル以上をターゲットに短期的にレバレッジを利用してロングポジションを構築中。また現物でも積み増しているスタンスは継続しており、これは100,000ドルを目指してくれると期待して保有し続ける予定。
米国市場はウクライナ情勢が緊迫してくる中、金利が高止まりしており、ハイテク関連を中心に株価の上値は重い展開。原油も足元1バレル94ドルまで上昇してきており、原油価格の上昇もインフレ懸念が高止まりする1つの要因となっている。
原油に関しては100ドルは一旦突破するのではないかとの見通しが強まっており、短期的に原油のロングを保有してもいいかもしれないが、アップサイドがそこまで見込めないことも考えておかないといけないか。
今週はアメリカでCPIの発表が控えているため発表までは相場も動きにくい状況。
戦略は変えておらず日経平均株価を27,000円台後半で戻り売り、ドル円は115円付近でロングポジションを保有しているが、115円台半ばあたりで上値は重くなると考えているため30pips程度取れたらいいという感じで保有している。
マーケット全体のフェーズとしては足元3月の利上げは織り込んでおり、ここから更なる金利上昇というのは可能性として低いと考えられるため、株価は2月中旬にかけて底堅くなる可能性があると考えて始めている。
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中島 翔
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