ゴミを燃やさず磁気で分解。熱分解装置「アースキューブ」開発会社がFUNDINNOで資金調達

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ゴミを300分の1に分解し、脱炭素化に貢献!燃やさず”磁気”で分解する技術で年間3,800万トンものCO2排出を抑制する装置「アースキューブ」

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「ゴミを300分の1に分解し、脱炭素化に貢献!燃やさず”磁気”で分解する技術で年間3,800万トンものCO2排出を抑制する装置『アースキューブ』」(申込期間8月5日〜8月7日)が公開された。目標募集額1503万円、上限応募額6012万円。投資金額のコースと個数は9万円 (9株)、18万円(18株)、27万円 (27株)、36万円 (36株)、45万円 (45株)の5コース。株式発行者のゾンデックス株式会社は工業・科学・医療などの分野における最先端技術センサーや分析装置の直輸入・販売などを手掛ける。自社開発した新製品「アースキューブ」の販売拡大のため資金調達に挑む。

有機物を磁気で分解させ、CO2の排出を抑えることを目的とした熱分解装置「アースキューブ」

アースキューブは有機物を磁気で分解させ、CO2の排出を抑えることを目的とした熱分解装置。廃棄物を最大約300分の1の体積のセラミック灰に変える画期的な製品だ。プラスチックや発泡スチロール等の石油製品、生ゴミ、紙製品、樹木類、水産、漁業廃棄物、畜産廃棄物、布製品、医療廃棄物など、ほとんど全ての有機物の処理が可能で、処理後のセラミック灰は、畑の肥料や植木鉢として実際に再利用もされている。一般社団法人アジア・日本優秀企業家連盟によるアワード「アジアゴールデンスターアワード2019」で環境部門商品賞を受賞している。今後は普及のため生産能力を強化し、代理店販売によって販路を一気に拡大させる計画。

アースキューブはアジアゴールデンスターアワード2019では環境部門商品賞を受賞

現在は大手外食チェーンとSDGs(持続可能な開発目標)の一環として、同社の工場から出るゴミを大幅に削減する取り組みを開始、99%の高い削減目標を掲げる。また、大手外資系製薬会社では、消費期限が切れた薬の廃棄処理の際にアースキューブを利用している。愛知県の有限会社カツミ工業とは、小型のアースキューブをトラックに搭載、海沿いの漂流ゴミをボランティアと集め、その場でゴミを分解処理する取り組みも行っている。

カツミ工業との取り組み事例

海外にも販売網を広げる。ある都市で2つの計画が進められており、1つ目は街中に最大1000台のアースキューブを導入。ゴミ処理の効果のほか、環境を意識しているアピールもできるとして、国営企業を通しプロジェクトが進行している。2つ目は高速道路のサービスエリア(SA)に設置するもので、こちらは最大220台が設置される可能性があるという。2026年までに熱分解装置販売台数150台、売上高55億円を計画、同年のIPOを目指す。

ファンディーノでは、2021年7月1日(木)〜2021年8月31日(火)まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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