グッドラックスリーがFUNDINNOで3回目の資金調達へ。ハイパーカジュアルゲームでさらなる成長目指す

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NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチャル世界に新たな経済圏を創る!

ブロックチェーンおよびアプリやゲーム開発を手掛ける株式会社グッドラックスリーは、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で3月13日から15日まで、投資申し込みの募集を行う。目標金額1749万8250円、上限応募額6999万3千円。投資金額は24万9975円コース(4545株)、49万9950円コース(9090株)の2コース。同社がファンディーノで資金調達を行うのは3回目で、前回(2020年1月)は目標額2000万円に対し募集開始から15分で応募額が6000万円を突破、8990万円を調達し成約した。初回も応募額600万円に対し上限応募額1000万円を集めており、ファンディーノの募集案件の中でも人気が高い。

同社は大ヒットしたブロックチェーンゲーム「くりぷ豚(トン)」の開発やブロックチェーンを使ったコンテンツを開発するためのプラットフォーム「RAKUN(ラクン)」を展開している。ラクンでは様々なコンテンツが生まれ、トークンエコシステム「RAKUNトークン」を流通させることで、同社は「バーチャルとリアルを融合した経済圏」の創出を目標に掲げる。

トークンエコシステム「RAKUNトークン」を流通させることで、同社は「バーチャルとリアルを融合した経済圏」の創出

ファンディーノで調達した資金を活用して開発・運用を強化してきたが、ブロックチェーンを利用することで「ユーザーが暗号資産に理解のある人に限られてしまい、多くの人に訴求できない状況」(同社)を課題と見る。そこで、ゲームでヒットタイトルを生み出すことで、ファンを獲得し、そこからブロックチェーンゲームのユースケースを生み出す戦略に方向転換。着手点として「ハイパーカジュアルゲーム」と呼ばれるスマホゲームの開発に注力している。

ブロックチェーンゲームとハイパーカジュアルゲームの違い・比較

ハイパーカジュアルゲームは市場が急拡大しており、操作の複雑さや課金がないため、年齢や性別、国籍などを問わず遊べる。集客やマネタイズ方法は広告収入で成り立っているので、ゲームをインストールしてみたくなる工夫や、広告を再生させる工夫により、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を伸ばすことができる。さらに、運営上のメリットとして、ゲーム運営用サーバーが不要なため管理費を抑えられる利点もある。

ハイパーカジュアルゲームの運営上のメリット

同社は近年の流行語「ぴえん」をキャラクターにしたハイパーカジュアルゲームで6作品をリリース、総ダウンロード数40万超、最大DAU(デイリーアクティブユーザー)3万2千人超、平均DAU8千〜1万人ほどに成長させており、ハイパーカジュアルゲーム事業単体で収益黒字化の目途が立った。

「さわって!ぐでたま」シリーズが累計400万DL、「エアリアルレジェンズ」が累計200万DLを突破するなどの実績

ファンディーノの2回目の募集の後に総額3800万円の資金調達を実施しており、今後はヒットタイトルの開発、グローバル展開も目指す。マイルストーンでは2024年のIPOを予定、同年の売上高は約10億円。月間平均DAU約29万人の獲得を計画する。

ファンディーノは、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する日本初の株式投資型CFサービス。厳正な審査を通過したベンチャー企業に、オンラインで10万円程度から投資できる。投資先企業のビジネスの進捗情報をIRとして定期的に受け取ることができ、企業によってはエンジェル税制による所得税の控除や株主優待もある。

募集案件はAll-or-Nothing方式を採用しており、目標募集額に到達した場合のみ案件が成立、投資できるは、金額が未達だと投資できなくなってしまう。上限募集額に到達すると募集期間中でも募集締め切りとなる。3月5日時点で累計成約額48億844万円、累計成約件数145件、ユーザー数5万8659人。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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