環境配慮型エンジンオイルと水産物販売プラットフォームで「稼げる漁業」を目指す。FUNDINNOで新規案件公開

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〈約350名の漁師が参加〉環境配慮型エンジンオイル使用を参加条件とした独自のBtoB水産物販売プラットフォーム。CO2削減と新たな流通インフラ構築で持続可能な漁業を目指す!

株式会社FUNDINNOは3月15日、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「〈約350名の漁師が参加〉環境配慮型エンジンオイル使用を参加条件とした独自のBtoB水産物販売プラットフォーム。CO2削減と新たな流通インフラ構築で持続可能な漁業を目指す!」を公開した。株式発行者は株式会社Fuel Efficiency。独自開発の高性能エンジンオイルと、漁師と買い手を繋げるプラットフォームで日本の漁業の業界課題を図る。目標募集額750万円上限応募額3千万円。投資金額は1口10万円(10株)、1人5口まで。申込み期間は3月23日から27日。

Fuel Efficiencyは「低収益構造」「後継者不足」など日本の漁業が抱える重層的な課題を解決すべく2つの事業を展開する。一つは「スマートオイル」の販売。スマートオイルは、シンガポール系企業から独占的に調達しているエンジンオイル(船舶用潤滑油)で、燃費向上とCO2削減が期待できる。もう一つが水産物の産直マーケットプレイス「ブルーフォーラム」の運営。ブルーフォーラムでは、同社が販売するスマートオイルの使用を条件に、漁業従事者と水産業や飲食業などの企業を直接マッチングすることで、漁獲した水産物を中間マージン抜きで売買する機会を提供する。

「スマートオイル」と「ブルーフォーラム」

昨年10月から取引を開始し、現在までに約350名のスマートオイルユーザーが参加。買い手となる事業者は各地域の市場や鮮魚店チェーン、ホテルチェーンなど約12社を確保している。「SDGs(持続可能な開発目標)に通じる水産物の取り扱いに前向きな関連企業は非常に多く、メディアなどへのPRやSNSの活用で、さらなる参画企業の増加が見込める」と同社。

また、買い手企業の増加はプラットフォーム内での水産物需要の増加に直結し、参加を付加価値とした漁業者へのオイル販売に繋がることから、2つの事業は相乗効果を持つと同社は説明する。

資金調達後はプラットフォームのシステム化を進め、現在はLINEなどのツールを通じて買い手の希望購入価格を聞き出すなどしているところ、販売の効率化、さらにはAIを活用した取引価格の最適化や流通量管理など、参画事業者の拡大に向けた基盤を作っていきたい考えだ。2027年までに「ブルーフォーラム」メンバー漁業者約2000人達成と同年のIPOを計画。想定売上高は約23.8億円。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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