株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「イークラウド」を提供するイークラウド株式会社は5月17日、株式会社群馬銀行とベンチャー企業の資金調達支援について業務提携したと発表した。連携して群馬県のベンチャー企業の資金調達を株式投資型CFで支援する。
イークラウドによると、各地方には独自のアイデアや技術をもとに新しいサービスやビジネスを展開しているベンチャー企業が数多く存在しているが、成長を目指すための資金調達手段は限定的。JVCA(日本ベンチャーキャピタル協会)の調べによると、2019年時点でベンチャー企業の資金調達額のおよそ80%が東京に集中していると言われ、地方ベンチャーの資金調達は課題となっている。
地方ベンチャーの新たな資金調達手段として注目されているのが株式投資型CFだ。ベンチャーが最大約1億円の出資を募ることができる。株式発行による資金調達であるため、返済義務や担保も必要ない。さらに、イークラウドのようなプラットフォームを介することで、個人投資家への会社説明、募集、契約まで全てオンラインで完結する。申込みから着金まで、約1〜2ヶ月と短期間で資金を調達できる。また、自社の事業を株主と一緒に事業を成長させることができるなど、ベンチャー企業のメリットは多い。
イークラウドは、資金調達経験が豊富な元ベンチャーキャピタリストが、株式投資型CFを通じ、様々な課題に挑戦するベンチャー企業の資金調達支援を行っている。シード・アーリーステージの起業家向けの相談も受け付けており、今回の業務提携について「今後も全国の地方銀行との連携を進め、様々な課題に挑戦する日本各地の地方ベンチャーの資金調達支援を行っていく」意向だ。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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