コインチェック、「大口OTC取引」サービスを提供開始。最低取引は50BTCから

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コインチェックは4月1日、大口取引の顧客を対象とした「大口OTC取引」サービスの提供を開始した。「大口OTC取引」はビットコイン(BTC)が対象となっており、最低50BTCから最大1000BTCを一回の取引で行うことができるようになる。

「大口OTC取引」は現在、WEB版のみでの対応となっている他、専用窓口は平日10時から15時と設定されており、同取引所が提供する他サービスとは異なる点もあるため利用にあたっては注意が必要だ。

OTC取引(店頭取引)とは、売り手と買い手が取引所を介さず、直接取引を行う相対取引を指す。OTC取引では当事者間で数量・価格・決済方法を設定することが可能なため、「取引所形式」と比較すると、流動性や取引確定までの時間、大量購入による価格への影響を考慮する必要がないというメリットがある。

例えば、数億円分の仮想通貨を売りに出したとしても、OTC業者(取引所)が相対する相手(他のトレーダー)とマッチングするよう取引を執行するため、合意さえあれば相場に左右されずにある程度希望した価格で取引を成立させることができる。

こうしたメリットから、大口トレーダーや機関投資家はOTC取引を利用することが一般的だと言われている。海外の取引所においても、機関投資家を対象としたOTC取引に関する報道はこれまでも多くなされている。低迷が続いていた仮想通貨市場だが、仮想通貨市場発展のための足がかりが着実に作られ始めている。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。