イオン株式会社は、新型コロナウイルス拡大に伴い、特に大きな負担を強いられている子どもたちと子育て世帯の暮らしを支援するため実施していた「全国こども食堂応援募金」で集まった約4,300万円を認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに贈呈したと発表した。
イオンは2020年12月、むすびえとともに「イオン こども食堂応援団」を立ち上げ、厳しい環境下でも子どもたちのために活動する全国各地のこども食堂を支援してきた。むすびえは、新型コロナウイルス感染拡大を受けた対策支援プロジェクトとして「むすびえ・こども食堂基金」を創設。2022年2月までに8回の助成事業を実施するなど子どもたちを精力的に支援してきた。
イオンはイオン こども食堂応援団のプロジェクトの一環として、2021年12月4日〜2022年1月10日まで、全国のイオングループの店舗約7,400カ所の店頭や事業所で募金活動を実施。イオン銀行口座やイオンカード、WAON POINTなどを活用した支援も募った。
また、全国のイオンモールでは、2021年11月1日〜11月14日に、地域住民がクリスマスツリーオーナメントづくりを楽しめる「こども食堂応援企画 みんなでつくるクリスマスツリーオーナメント」を開催。集まったオーナメント1枚あたりを10円としてむすびえに寄付する取り組みを行った。
集まった募金は4,309万2,348円となり、クリスマスツリーオーナメント企画からの寄付金19万3,930円を加えた総額4,328万6,278円を2月18日にむすびえに贈呈したという。イオンは地域住民とともに、全ての子どもたちが心身ともに健やかに成長できる未来をつくりたいと考えており、今後もイオン こども食堂応援団の活動を通じて、人と人が共助の絆で結ばれ、活気と喜びにあふれる地域コミュニティづくりに取り組んでいく。
【参照リリース】イオン株式会社「『全国こども食堂応援募金』約4,300万円を贈呈」
岡村 幸治
Twitter:@koji__O
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