「Coincheckつみたて」で簡単ビットコイン投資生活―ドルコスト平均法のメリットや注意点について

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ビットコイン価格はとうとう約160万円台に乗せ、バブル依頼となる高値を更新し続けています。価格上昇のきっかけには、決済大手ペイパルやシンガポールのDBS銀行が暗号資産の取り扱いを開始する計画の発表があり、ビットコインの将来性に対する投資家の信頼が高まっているようです。

これまでビットコインに興味を持ちながら、投資を始めるきっかけを掴めなかった方も多いと思います。高掴みを警戒する投資家の中には、高値を更新しているビットコインをいつ購入すべきか迷う方も多いでしょう。そんな時、価格変動を心配することなく安定的に投資を行える方法が、積立投資です。ここでは、投資初心者の方向けに暗号資産(仮想通貨)の積立投資についてご紹介します。

目次

  1. 投資初心者に向いている積立投資
  2. 積立投資に用いられる「ドルコスト平均法」
  3. 積立投資のメリット
    3-1. 少額から始められる
    3-2. 相場を気にせず生活できる
    3-3. 購入時期を分散できる
  4. ‌積立投資をする際の注意点
    4-1. 元本保証ではない
    4-2. 短期間のハイリターンを見込むものではない
    4-3. 手数料の存在
  5. 暗号資産取引所コインチェックの自動積立投資サービス
    5-1. 一定期間毎に一定金額で資産を購入する「ドルコスト平均法」
    5-2. 1万円からビットコインを積立可能
    5-3. 14種類の暗号資産積立に対応
    5-4. 選べる2つのつみたてプラン
  6. まとめ

①投資初心者に向いている積立投資

投資などをする場合、一定の手間や時間が必要になります。投資についての勉強が必要な上、政治・経済・金融情勢の監視や相場変動について分析したいと考えていても、仕事や家事で忙しい時方にとって充分な時間を割くことは容易ではないでしょう。

その点で積立投資は、忙しく投資を行う時間がない方でも、無理なく続けていくことができる方法です。特に、ドルコスト平均法は購入のタイミングや購入数量を気にする必要がないので、トレードや投資に詳しくない方でも始めやすいでしょう。

②積立投資に用いられる「ドルコスト平均法」

ドルコスト平均法は、特定の投資対象(銘柄)について一定の購入タイミングで一定の金額分を購入していく投資法です。例えば、ある投資信託(手数料を払ってプロに運用を任せる商品)を毎月1万円分を継続して購入するといったものです。少額で投資を始められ、買い付け時期を分散させ損失リスクを抑えられることから、長期的な投資をする際の一般的な手法です。

ドルコスト平均法は、相場の変動にかかわらず常に一定の金額で購入するため、相場が高い時は少量、逆に相場が安い時はより多く購入することになります。長期的な投資のトータルでみると平均購入単価を下げる効果が期待できます。

③積立投資のメリット

ドルコスト平均法による積立投資は暗号資産投資にも利用することができます。以下では積立投資の主なメリットを解説します。

3-1. 少額から始められる

積立投資は数年かけて資産を形成することを目的としています。一回あたりの積立額は家計を差し障りのない程度の少額でも、長期間継続することに意味があります。最初にまとまった資金は必要としないので、始めやすいというメリットがあります。

3-2. 相場を気にせず生活できる

通常のトレードでは価格を常に監視し、タイミングに応じて適切に購入する必要があるため、ある程度の専門知識や精神力が問われます。一日に何度も価格チェックしたり、仕事が手につかない、ということになっては厄介です。

積立投資は毎月決めた金額を一定のタイミングで購入するので、相場を気にせずに投資を継続できます。トレードのようにチャートを常に監視する必要がなく、精神的負担をあまり感じずに継続投資できます。

3-3. 購入時期を分散できる

暗号資産市場は価格変動が激しい傾向があります。積立投資は、購入時期を分散することになるので、価格変動リスクを軽減する効果があります。

例えば、毎月1万円分のビットコインを購入するとします。3か月の運用でビットコイン円のレートが下記のように推移したと仮定します。

  • ・初月:1,000,000円・2ヶ月目:900,000円・3ヶ月目:800,000円・平均購入単価:2,700,000円 / 3か月=900,000円

この3ヶ月間で見ると価格は20%下落していますが、3回に分けて購入していることで平均購入単価は「900,000円」ということになります。つまり、900,000円まで価格が上昇すると損益は「0」となり、それ以上に上昇した分は利益となります。購入時期を分散化させることで、平均購入単価が長期的には安定させることが期待できます。

④積立投資をする際の注意点

ドルコスト平均法は、最終的な資産価格が上昇することを前提としています。ビットコインは、FXや株式市場のようなサイクルや歴史がある資産とは異なることに注意が必要です。新興資産であるビットコインは急上昇することもあれば、急落してもおかしくないのです。そこで、ビットコインを積立投資する際の注意点について押さえておきましょう。

4-1. 元本保証ではない

長期的な下降相場の場合、購入時期を分散しても相場が回復しなければ元本割れを起こす可能性もあります。回復まで我慢できずに積立投資を止めれば損失を被ることもあります。積立投資は元本を保証するものではないことを念頭に置いておく必要があります。

4-2. 短期間のハイリターンを見込むものではない

投資で大きなリターンを得るには、価格が下がった時に多く購入しておき、相場が上昇したタイミングで売却する方法などが一般的です。しかし、ドルコスト平均法を用いた積立投資では、相場の変動に関係なく事前に決めたタイミングと一定の金額で購入するため、金融商品の価格が下がった時に大量に仕込むことはできません。そのため短期間で大きく稼ぐよりも、長期的にコツコツと増やすのに向いた手法といえます。

4-3. 手数料の存在

積立投資はビットコインを複数回にわけて購入するので、日本円の入金手数料がかかります。入金手数料を無料にしている取引所もあるので、積立投資にあったサービス会社を選択しましょう。

⑤暗号資産取引所コインチェックの自動積立投資サービス

Coincheck
暗号資産取引所コインチェックでは、自動積立サービスを利用できます。「Coincheckつみたて」は毎月一定額を自動積み立てし、安定的に暗号資産投資ができるサービスです。購入のタイミングがわからない方も安心して取引できるよう設計されており、入金から購入まで全て自動で処理されます。

5-1. 一定期間毎に一定金額で資産を購入する「ドルコスト平均法」

「Coincheckつみたて」は投資信託や外貨預金などの積立投資でも用いられる「ドルコスト平均法」に基づいています。ドルコスト平均法は一定期間毎に一定金額で同じ対象資産を買い付ける方法であり、価格高騰時は取得数量が少なくなりますが、下落時には多くの数量を取得できます。結果的に買付単価が平準化されるので、リスクを軽減できる投資方法です。

5-2. 1万円からビットコインを積立可能

「Coincheckつみたて」の積立金額は毎月1万円から100万円の範囲で1,000円単位で設定できます。口座振替手数料と積立サービス手数料は無料で、指定の銀行口座から毎月27日に引き落とされます。残高不足で引き落としが実行されなかった場合、再引落は実施されないので注意が必要です。

5-3. 14種類の暗号資産積立に対応

「Coincheckつみたて」は、ビットコインの他、アルトコイン(イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ネム、クアンタム、BAT、IOST、エンジンコイン、OMG)を取り扱っています。これにより、取扱通貨は暗号資産積立サービスとしては最多の合計14種類となっています。

5-4. 選べる2つのつみたてプラン

Coincheckつみたては、「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」の2種類があります。月イチつみたてプランは、毎月27日の入金日から約10日後に一括で買付けます。一方、毎日つみたてプランは当月の日数で割った金額分を毎日自動で買付けます。月に1回の買付けに比べて毎日つみたてプランの方が相場変動を受けにくく、より買付単価を平準化できます。

⑥まとめ

ビットコインだけでなく暗号資産市場は価格変動が激しいことで知られており、常に相場を気にしていると疲弊してしまうばかりです。投資を始めたい一方で、相場を逐一チェックする時間が持てなかったり、トレードに不慣れな投資家にとって積立投資は取り組みやすい手法です。

暗号資産の積立投資は、将来的に需要が高まり、価格が上昇する期待しての投資にもなります。しかし、「投資に絶対はない」と言われるように、ドルコスト平均法が必ずしもリターンが保証されているわけではないことは覚えておきましょう。

暗号資産で資産運用を考えている多くの投資家にとって、安定的に自動で積み立てるサービスは便利なものです。この機会に、コインチェックで口座開設をして「コインチェックつみたて」をチェックしてみてください。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。