Uniswap、Polygon上でサービス提供開始

分散型取引所(DEX)大手のUniswapは12月23日、イーサリアムのサイドチェーンであるポリゴン(Polygon)上でサービス提供を開始したことを明らかにした。

Uniswapは、11月20日時点でPolygonに対してUniswapのデプロイを提案していた。この提案ではUniswapのガバナンス投票が行われており、7,200万票の賛成を得た結果ガバナンスプロセスを通過している。

今回、UniswapがPolygon上にサービス提供を開始した背景としては3つの要因があげられる。1つ目は、Polygonの知名度の上昇だ。現在、Polygonのウォレット数は約1億2,600万個、アプリケーション数は3,000以上、DeFiサービスに供給されている金額を示すTVL(Total Value Locked)は52億ドル以上となっており、これらの指標はPolygonの規模の大きさを表している。

2つ目は、イーサリアム上のガス代の高騰だ。元々イーサリアムは「誰もがアクセス可能なオープンかつボーダレスな経済システムの構築」をビジョンとして掲げていた。しかしガス代の高騰により、現在イーサリアムを利用できる層は限られている。Uniswapは、より多くの層にサービスを提供するためにガス代の低いPolygonを選択したとしている。

3つ目は、PolygonのDeFiエコシステムが充実している点だ。すでにイーサリアムエコシステムで人気のAave、CurveなどのDeFiサービスはPolygon上でサービスを展開済みとなっている。その結果、Polygonはイーサリアムに次いで強固なエコシステムを築くまでに成長した。Polygon上でサービスを展開することで、UniswapはPolygonの恩恵を受けることが可能となる。

今回の発表について、Polygon共同創設者のMihailo Bjelic氏は「Polygonへの展開により、Uniswapは当初のビジョンを取り戻し、低コストで誰もが利用できるようになる」とコメントした。

今回の発表を受けて、暗号資産ユニスワップ(UNI)とポリゴン(MATIC)は価格が上昇。特にMATICは22日に2.66ドルの史上最高値を更新している。

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株式会社techtec リサーチチーム

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「学習するほどトークンがもらえる」ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル) 」を運営。日本発のブロックチェーンリーディングカンパニーとして、世界中の著名プロジェクトとパートナーシップを締結し、海外動向のリサーチ事業も展開している。Twitter:@PoL_techtec