三井住友DSアセットマネジメント株式会社は、 追加型株式投資信託「ブランディワイン・グローバルバリュー株式ファンド」を8月31日に新規設定する。23日からSMBC日興証券株式会社で取り扱いを開始した。
同ファンドの実質的な運用はバリュー投資を専門とする運用会社ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメント・エルエルシーが行う。同社は米国フィラデルフィア、 ロンドン、 シンガポールに拠点を構え、1986年の設立以来、一貫してバリュー投資を実践している。マクロ分析に基づくトップダウンの国・通貨の投資判断とボトムアップの個別銘柄分析を組み合わせ、割安と判断した企業の株式に投資するのが特徴で、日本を含む世界の取引所に上場している株式の中から、本源的価値に比べて割安と判断した企業の株式に投資を行っている。実質組入外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行わない。
同ファンドの取り扱いについて、三井住友DSアセットマネジメントはまず世界株について「コロナショック以前の10年にわたり、ITセクターを中心とした成長株式(グロース株)優位な状況が続いた。一方、足元では長年続いたグロース株優位の相場に変化の兆しがあり、割安株式(バリュー株)の上昇も見られ、今後も相対的な上昇余地がある。グロース株とバリュー株のPBR(株価純資産倍率)の差はITバブル時並みに拡大しており、 バリュー株の見直しが長期に続く可能性も考えられる」と俯瞰。ブランディワインのバリュー株運用に、魅力的なバリュー株を発掘する可能性を期待している。
【関連サイト】ブランディワイン・グローバルバリュー株式ファンド
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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