マネックスグループ、2019年度中間期の株主優待においてビットコインを進呈へ

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マネックススループ株式会社は9月24日、2019年度中間期の株主優待として、従来の株主優待に加えてビットコインを進呈することを発表した。

同社は、子会社であるマネックス証券株式会社の証券口座に当社株式を保有している株主を対象として、マネックスポイントを付与していた。そこでこのほど、仮想通貨取引における資産形成の期待の高まりに応えて、子会社であるコインチェックの口座を持っている株主を対象として、ビットコイン(500円相当)と進呈すると説明している。ただし、2019年度末以降においての継続はまだ未定である。

対象となるのは、①9月30日および3月31日にマネックス証券の証券口座に当社株式1単元(100株)以上を預け、対象期間内に1回以上の取引がある株主、②9月30日までに株主名簿に記録されており、2020年3月末までにコインチェックでの口座開設が完了し、「株主優待申し込みサイト」からの申し込みが完了している株主、となる。

【参照】2019 年度中間期の株主優待の実施に関するお知らせ ~仮想通貨(暗号資産)BTC を進呈~

今回発表された新たな株主優待により、これまで仮想通貨を持っていなかった投資家が新規に仮想通貨取引所で口座を開設する機会となる。企業が発行するポイントを仮想通貨に還元して付与するという試みはコインチェックのみならず、各社で導入が検討されている節がある。同社の試みが仮想通貨の普及にどのようにつながっていくか注目だ。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。