8月5日にライトコインが半減期を迎えるも、開発者のCharlie Lee氏は事前に「価格高騰は見込めない」

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仮想通貨ライトコインは8月5日、マイニング報酬を半分にする半減期を迎えた。今回の半減期では1,680,000ブロックに達した際、ライトコインのマイニング報酬がブロックあたり25LTCから12.5LTCに減少する。

一般的に、半減期では仮想通貨の供給量が減少することで現存する仮想通貨の価値が高まるとされている。2015年8月25日に迎えた前回のライトコインの半減期では、前月比で350%の価格上昇を記録した。半減期後には数か月横ばいを続け、仮想通貨全体の高騰を受けて、再び上昇して31ドルから141ドルとなる450%の価格に達した後、35%の下落となった。

Google元社員でライトコイン開発者のCharlie Lee氏は、2017年に既に自身の保有するライトコインを全て売却している。同氏は「今回の半減期が価格上昇に寄与する可能性が低い」とする旨の発言を行っており、同氏の言う通り今回は今までのような価格上昇は見られていない。半減期は仮想通貨の価格が上がるイベントというイメージは強いが、投資家は一般的なイメージや個人の発言に振り回されることなく投資を判断する必要があるだろう。引き続き注目していきたい。

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藤田 正義

「難解な用語を誰でもわかるように」をモットーに「HEDGE GUIDE」では、ニュース記事・コラム記事・プレスリリースなどの執筆を担当。チャートを1日中見続ける、海外の情報収集により投資判断を行うなどの経験から、独自のマーケット分析を行う。原動力は、好奇心。