株式会社HashHubは2月25日、貸し暗号資産サービス「HashHubレンディング」のETHとDAIの貸借料率(年間利率)の引上げを発表した。
HashHubレンディングは、ユーザーが保有している暗号資産(BTCやETH)を貸出しながら貸借料を得られるサービス。3月以降の募集年率(貸借料率)は、ビットコイン(BTC)で7%、イーサリアム(ETH)で12.5%、DAIで14%、が適用される。
募集年率(貸借料率)引上げの背景として、暗号資産市場で収益機会が豊富である点が挙げられる。同社は、自社が事業を継続し、かつ顧客保護やセキュリティに積極投資をし続ける収益水準を確保しながらも、ユーザーに魅力的な貸借料率を提案することを基本方針としているという。収益機会が豊富な現状を、貸借料率を引上げることでユーザーに還元したい考えだ。
HashHubレンディングでは、リスクコントロールに最大限の注意を払いつつ、アービトラージ・第三者への貸出し・ステーキング・DeFiを含んだ様々な暗号資産の活用を行う方針を発表している。HashHubが元より強みにしている暗号資産の市場理解やセキュリティリスク調査に加えて、金融機関出身者による収益管理と金融リスク管理ノウハウを組み合わせて本事業を遂行していくという。
貸し暗号資産サービスでは、利用者が取引を行うことなく貸し出している暗号資産の保有量を増やすことができる。そのため、暗号資産を長期保有したいという利用者にとっては有用な運用手段として知られている。HashHubレンディングは現在、先行リリース版として運用中で、正式リリースは2021年初夏を予定。
同社が提供する貸し暗号資産サービスは国内最高水準の年率となっているため、興味があるという方はこれを機に同サービスをチェックしてみることがおすすめだ。
【申し込みURL】HashHubレンディング
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