ブロックチェーン総合スクール「FLOCブロックチェーン大学校」を運営する株式会社FLOCは7月22日、Facebookが主導する仮想通貨「Libra」を学べる「Libra特別セミナー」のWEBセミナーの公開を開始した。
同セミナーは、FLOCが7月10日に実施した「Libra特別セミナー」の様子を収録した動画をWEB配信するものだ。セミナー当日は定員50名に対して約120名が詰め掛け、当日のセミナーに参加できなかった人たちから多くの受講要望の声があり、同セミナーをWEBで公開することを決定した。
セミナーの内容は、ブロックチェーンの仕組みからLibraの技術面、理解に必要な法律面やビジネス活用など、全7項目となっている。収録時間は108分で、59ページにわたる補足資料をダウンロードすることができる。申し込みから6ヶ月の間受講が可能で、受講料は3,000円だ。
Libraは6月18日に発表された独自仮想通貨にもかかわらず、Facebookユーザー27億人が「Libra経済圏」に参加できるとする影響力の大きさから、7月18、19日に開催されたG7においては議題として取り上げられた。Libraは、世界一の流通通貨となりうる可能性から、既存の金融業界に与える影響が懸念されるなど、その動向には世界中が注目している。
いち早くLibraについて学ぶ機会として急遽開催されたセミナーには、定員の倍以上の参加者が集まっっており、それだけLibraへの関心の高さが伺える。いまだ定義が定まっていない部分や、講師であるコンセンサス・ベイス代表取締役の志茂氏の考えも聞くことができる同セミナー。ただでさえ複雑になりがちなLibraを巡る議論だが、整然とわかりやすく整理されているため、Libraの情報にキャッチアップするためのファーストステップとしておすすめだ。
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立花 佑
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