株式会社ファーストリテイリングは2023年3月8日の国際女性デーに合わせて、バングラデシュの難民女性の自立支援プロジェクトへ30万ドルを寄付すると発表した。
この自立支援プロジェクトは、バングラデシュのコックスバザールにある世界最大規模の難民キャンプで、ロヒンギャ難民の女性を対象に2022年9月から始まった。ファーストリテイリンググループの生産パートナーの協力を得て、難民キャンプで日常的に必要とされ、かつ持続的な供給が不可欠な、繰り返し使える布ナプキンなどの縫製スキルのトレーニングを1,000人の女性に行っている。さらに、トレーニング修了者が有償ボランティアとして継続して製作に携わることで、キャンプ内での生理用品やその他の必需品の充足を目指している。
チャリティ期間は2023年3月3日〜16日まで。期間中、ユニクロ、ジーユーのウィメンズ/ガールズ商品のブラ、ブラトップ、ブラフィール、ショーツの売り上げから30万ドルが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通して寄付される。ユニクロは日本、オーストラリア、カナダ、ベトナム、マレーシアの5カ国にて、ジーユーは日本で実施する予定。
ユニクロとジーユーはこれまで機能美を追求し、日々の生活だけでなく移り変わるライフステージの全てを支えるための女性用下着を開発してきた。オンタイムでもブラジャーを着けていないような、エフォートレスな日常を提案したいと発表した2008年のユニクロのブラトップに端を発し、2010年のワイヤレスブラなどさまざまなラインナップを生み出してきた。
国際女性デーに女性支援のためのプロジェクトへの資金を拠出するのは、ファーストリテイリングとして初めての取り組み。「世界中の女性たちを笑顔にする」というユニクロ、ジーユーの思いとプロジェクトの主旨が重なり、今回の寄付が実現した。
【参照リリース】株式会社ファーストリテイリング「世界中の女性を、もっと笑顔に。国際女性デーに合わせ、難民女性の自立支援プロジェクトへ30万ドルの寄付を決定」
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岡村 幸治
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