株式会社HashHubは11月16日、イーサリアム2.0の解説レポートを公開した。同レポートは、7月に子会社d10n Labの会員制のブロックチェーンレポートサービスで配信されたものだ。
イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムは現在、PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)で行われているが、今後PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)に移行をする予定だ。このPoSへの移行はイーサリアム2.0と呼ばれる。
PoWではブロック生成者の決定を毎ブロックごとに計算能力を用いて行うが、PoSでは保有するトークンの量に基づいて決定される。これにより、毎回のブロック生成に膨大な計算処理が不要となり、ブロック生成プロセスが早くなることやエネルギー資源の消費を抑えられるなどの特徴がある。
このほど公開されたレポートは同社サービスの会員様に配信していたものを、より多くのユーザー、企業にイーサリアムの動向が伝える目的で一般公開に至ったという。
イーサリアムはビットコインに次ぐ規模のパブリックブロックチェーンで、関連する開発者コミュニティも最も大きいブロックチェーンの一つだ。同ブロックチェーン上ではスマートコントラクトを活用したアプリケーションとして、分散型金融やアイデンティなどのサービスが既に利用されている。
【関連記事】イーサリアムとは?特徴・仕組み・購入方法
【参照URL】Ethereum2.0 コンプリートガイド(2019年7月版) EthereumのPoSへの移行はどのように行われるか
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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