イーサリアム2.0のメインチェーンの実装に向けた最終検証として、Medellaテストネットがローンチした。8月4日付けでブロックチェーンメディアTHE BLOCKが報道している。
今回ローンチされたMedellaテストネットは、ETH2.0のメインネットへの移行前の最後の検証という位置付けにある。今回のテストネットではメインチェーンの環境に寄せて、不特定多数のユーザー(マルチクライアント)がネットワークに参加する環境下で行われている。
日本時間の8月4日夜10時ごろにローンチした同ネットワークでは当初、Teku、Prysm、Nimbus、Lodestar、Lighthouseの5つのクライアントが中心となりテストネットを主導した。開始当初はクライアント数が少なかったテストネットだが、特に問題やバグは見受けられないまま現在(8月13日)に至っている。
8月13日現在、生成されたブロック数は63,000に達し、テストネットに参加するバリデーターは27,000を超えている。ネットワーク上にロックされているETHの総量は890,000ETHに上ることからも、テストネット段階で既に莫大な数の貢献者がイーサリアムのネットワークに関与していることが明らかになってきている。
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【参照記事】Ethereum 2.0’s multi-client Medalla testnet goes live
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高橋奈夕
国際基督教大学4年。NYに支社を置くブロックチェーン専門のベンチャーキャピタルで半年以上インターンとして勤める。バイリンガルを生かして海外の記事を翻訳し、よりよい情報を国内に広めることにコミットしている。
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