イーサリアムの公式サイト「ethereum.org」が日本語に対応した。有志で集まったボランティアの方々の協力で日本語対応が実現したと、27日各メディアが報じた。これにより、同サイトは英語・韓国語・中国語に日本語が追加され、4か国語への対応となった。
イーサリアムジャパンの運営を行う宇野雅晴氏のツイッターによると、「ボランディアの力によって日本語対応したと発表された。これからイーサリアムを学ぶ人や、深く調べていくためのLinkなども集められている」とのことだ。同サイトにはイーサリアムについて初めて学ぶ初心者向けのコンテンツから、基礎を学んだ後は「何ができるか」といった応用編などがある。またプログラミングを学ぶコンテンツから開発者ツールまでが揃えられている。
10月8日にはイーサリアムの開発者向けイベント「DevCon5」が大阪で開催される予定で、日本での開催はこれが初となる。また、2020年には大型アップデートが予定されており、今回の日本語版ローンチはこれらのイベントに先駆けたアップデートとなった。
仮想通貨の情報はネット上で容易に調べることができるが、仮想通貨のホワイトペーパーや公式サイトのほとんどは英語が主体だ。主要な仮想通貨のひとつとして知られるイーサリアムの公式サイトが日本語対応をしたこの機に、イーサリアムに興味ある人は一度同サイトをチェックしてみることがおすすめだ。
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立花 佑
自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。
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