株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で新規案件「〈服は”棄てる”から”土に還す”へ〉野菜を育てる次世代サステナブル素材『和紙』を使った服作りで、国内外のファッション業界が抱える大量廃棄問題に挑む!」(募集期間7月22日~24日)が公開された。ファッションビジネスのプロジェクト。株式発行者はクレサヴァ株式会社。目標募集額は1500万円、上限は6千万円。投資申込みは10万円8株から、1人5口まで。成約すると、エンジェル税制の対象企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できる「優遇措置B」が適用される。
株式発行者のクレサヴァ株式会社は「誰もがサステナブル意識を持って服を着る世界」を目指す、2017年設立のファッションベンチャー。社長の園部皓志氏は「ユニクロ」のデザイナーの経歴があり、ヒット商品「スーパーノンアイロンシャツ」の開発などを手掛けた。クレサヴァ社では、着用後の衣服を農園で作物を育てる土へと還すモデルを構築し、それを可能にする生分解性に優れた和紙製品を開発した。生分解性とは土壌の微生物によって分解される性質で、生分解性技術を活用することで、自身が長く着用した服がゴミになることなく土に還り、さらにそこから育った野菜や果物を入手できるというサービス展開を目指している。
鍵となる素材は、和紙繊維事業を手掛ける株式会社キュアテックスをパートナーに、着心地やライフスタイルに馴染む生地を開発。特殊製法で開発された糸や生地は、生分解性に特化しており、和紙の特殊な肌触りや硬さを持つ。和紙には調温や抗菌、消臭、軽量、紫外線カットといった効果があり、機能面でも非常に優れる。この生地を、生活の中で身近なホームウェアブランドとして「aloof HOME(アルーフホーム)」をリリースし、8月から約50型の製品販売を開始予定。自社販売のほか、百貨店・セレクトショップへ向けた製品卸、他社ブランドへの生地卸、ホテル業界への使用トライアルも始める。調達した資金は生地地開発、農地開拓などに充てる。
製品開発、販売と同時に4000名規模ののサステナブルコミュニティ構築を目指し、マーケットを拡大、2025年までに衣類事業売上個数約29万個、売上高24億円、IPOを計画する。和紙を使用した衣服はすでに流通しているが、廃棄せず土壌に還元、さらに農産物を収穫する「衣から食」までを提案する同社のビジネスはユニークだ。なお、本案件の成約後は、株主優待としてアル―フホームの商品を贈呈する。
ファンディーノでは、2021年7月1日(木)〜2021年8月31日(火)まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。
【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」[PR]
【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム (全て見る)
- 見守り市場に変革を。介護テックベンチャーがFUNDINNOで9/25募集開始 - 2024年9月20日
- 高速硬化性樹脂で日本の強靭化に貢献。日本総代理店がFUNDINNOで資金調達 - 2024年9月13日
- 子どもが安心安全に利用できるSNSアプリで事業拡大。運営ベンチャーがFUNDINNNOで8/31CF開始 - 2024年8月30日
- DMM株の評判は?メリット・デメリットやアカウント登録手順も - 2024年8月30日
- 採用のミスマッチ・入社後ギャップを解消するテックベンチャーがFUNDINNOで3度目のCF - 2024年8月29日