CoinbaseがNFTマーケットプレイスを発表、ウェイティングリストの受付も開始

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暗号資産取引所Coinbaseは、NFTマーケットプレイス「Coinbase NFT」のリリースを10月12日に発表した。サービス開始に先駆け、早期アクセス用のウェイティングリストへの登録も可能となっている。

発表によると、Coinbase NFTはNFTの作成、購入、発見、展示をオールインワンで行えるデジタルマーケットプレイスになるという。指揮を取るのは、Coinbaseのプロダクト担当副代表を務めるSanchan Saxena氏だ。

サービス開始時は、イーサリアム基盤のNFTのサポートのみとなっているが、今後はマルチチェーン化も予定されている。現在、ウェイティングリストに登録できるのは、18歳以上の米国在住者のみとされている。将来的には他国での利用も可能になるようだ。

Coinbase NFTの目的は、「すべての人が創造性を発揮して利益を得られるようにすること、クリエイターエコノミーが経済の中心となるような未来に貢献すること」と発表されている。

Coinbase NFTでは自己管理型ウォレットを利用するため、ユーザーが取引所からKYC(本人確認)のチェックを受ける必要はないという。手数料については明らかとなっていないが、プラットフォームの正式な立ち上げに合わせて、詳細を発表する予定だ。

Coinbaseは「Coinbase NFTを通して、クリエイター、コレクター、ファンのコミュニティ形成を支援します。プロフィールには、すべてのNFTが一箇所に表示され、自分と似た嗜好を持つファンやアーティストと繋がることができます。」と述べている。

近年、暗号通貨取引所の独自NFTマーケットプレイスの設立が相次いでいる。10月11日には、FTXがSolana上でNFTマーケットプレイスをローンチしたばかりだ。6月には、Binanceも取引コストの最小化を目的としたNFTマーケットプレイスを立ち上げている。

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株式会社techtec リサーチチーム

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