昨日のビットコイン相場は急落する動きに。ポジション調整のフローや短期的にトレンドについていったトレーダーが大きく損失確定の決済を行ったことと、大台目前と迫っていた中でどこで利益確定をするのかという思惑が重なり一気に調整安となった。
下落の要因は特になく、小さな利益確定の流れが大きな波を生み出したと考えるのがいいという状況。日本円建てでも200万円ワンタッチ後であったために、日本人からの売り圧力もそれなりに出ていた様子だった。
アルトコインも総じて下落。足元急騰していたXRPは20%超の大幅安となっており、イーサリアムも10%以上の下落という動き。
ニュースとしては出金停止を行っていたOkexから180億円以上顧客の出金依頼が行われている様子で、信頼回復までに時間を要するような雰囲気となっている。
ビットコインのテクニカルは足元上値は重くなっているが、日足で見るとある程度調整は進んだ様子でファンディングレートの傾きもフラットまで調整されつつある様子から短期的には反発の好機と捉えロングメイクを推奨。しかし値動きの幅が大きいため、lot数は小さめで調整しながらトレードを意識すること。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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