昨日のビットコイン相場はレンジ内での動きに終始。41,000ドルから43,000ドルの間で推移しており、上値の重い展開が継続している。

チャートでは41,000ドル割れを再度トライする様子で、40,000ドルをトライする可能性が徐々に高くなっているような印象。
40,000ドルと38,000ドルという水準はマーケットで重要視されているため、この水準で2回に分けて買って行くのもいいが、一旦反発を確認してからエントリーしても遅くはないと考えており、本日は様子見姿勢が休憩する方がいいかと考えている。40,000ドルまできたら再度チェックしながら相場動向を確認する程度か。
アルトコインからの資金流出も増加してきており、これがビットコインに流れてきているフローもあるが、動きとしては弱いことからやはりビットコインもアルトコインも一旦は待ちの姿勢が正解。
米国市場は一昨日の急落から反発地合いも弱い動き。
米国債金利は高止まりする中、ドル円は112円を一時突破する展開となっており、ドル高の流れが止まらない動きとなっている。
ドル円は予定通り一旦この水準からはショートを保有しつつ軽めのポジションを維持しながら112.30-40付近でポジションを追加し111円台後半で利食いできるのが理想。112.50を大きく超えてきたら一旦撤退する予定。
パウエル議長や主要中銀総裁は討論会で、足元進行しているインフレ率は一過性との認識を楽観的な見通しを示している。
また、動向が注目されている中国恒大の債券をディストレスト専門の米資産運用会社が購入。関連会社が多過ぎてサプライチェーンが中国全体で混乱することから、崩さないと考えてチャンスと捉えている様子。
日本では岸田新総裁が誕生したことで一瞬株価は下落する動きとなったが、その後先物ベースで上昇し、本日も29,600円付近で推移している。
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株式会社techtec リサーチチーム

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