昨日のビットコイン相場は上下に振れながらも方向感なく推移。昨日は47,000ドルまで上昇したと思いきや43,000ドルまで急落する等上下に短期的に振れる動きが出ていたがトレンドは出ておらず。
この動きの背景として、アメリカの小売大手ウォールマートがライトコインの決済を導入するとの報道でライトコインが急伸、その動きにビットコインも連れ高となったが、すぐにウォールマート側が否定してことによって上昇分を吐き出す展開となった。
引き続きビットコインの方向感は正直わからないところが続いており、予想ができていないが、印象としては一旦下を攻めたいのかという印象が強くなってきている。
通貨別で見ると足元強いのがポルガドットであり、先週の急落後の下落幅を全て戻しており、一時先週の高値を超えてきている動きは注目か。またアトムも先週高値を大きく超えて上昇基調が継続しているためチェックしておきたい。
仮想通貨ニュースとしては、カルダノのスマートコントラクト実装が完了したことや、モルガン・スタンレーが仮想通貨調査部門を設置、イギリスのヘッジファンド、ブレバンハワードが仮想通貨投資を開始する等のニュースが流れている。
米国市場はNYダウは上昇する中ナスダックは横ばいの動きに。
米国は足元バイデン大統領の3兆5,000億ドル規模の歳出法案の行方に注目しており、特に法人税の引き上げた場合の税率が26.5%となるのかが注目となる。万が一法人税を引き上げた場合、株価の下落は避けられないとみられており、今週の消費者物価指数の経済指標の数字等をチェックしながら考えた方がいいか。
日経平均株価は大幅上昇している中30,000円を超えて31,000円をトライするような動きになりつつあり、今週は下落しにくい地合い。米株の上昇が弱まる中、日本株の強さが目立っている。
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中島 翔
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