BITPointで日本初の新規上場するADA(エイダコイン)とは?

2021年8月下旬にBITPointで日本初上場を予定されている「ADA(エイダコイン/カルダノ)」は、時価総額ランキングが5位(2021年8月12日現在)とアルトコインの中でも人気のある通貨です。また、4月中旬以降のビットコインの下落に伴う全体的な仮想通貨の下げにもかかわらず上昇をしたことが記憶に新しいという方もいるでしょう。

本記事では、BITPointで新規上場予定のエイダコイン(ADA)の概要と将来性について解説します。

目次

  1. エイダコイン(ADA)とは?
    1-1. エイダコインの概要
    1-2. 中核となるPoSプロトコル「Ouroboros(ウロボロス)」
  2. エイダコインの特徴
  3. エイダコイン(ADA)の将来性と購入方法
    3-1. スマートコントラクトの実装によるDeFiへの進出
    3-2. Blockchain 3.0
    3-3. BITPointで購入可能に
  4. まとめ

エイダコイン(ADA)とは?

初めにエイダコインの概要について解説します。

エイダコインの概要

エイダコインは、ピアレビューと学術研究に基づいたカルダノ・ブロックチェーンのネイティブトークンです。カルダノのエコシステムは、IOHK、カルダノ財団、EMURGOの3つの組織によって支えられています。

IOHKは、イーサリアムの共同設立者でもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏によって設立されたブロックチェーン研究開発会社であり、2015年からカルダノを開発しています。カルダノ財団は2016年に設立されたカルダノエコシステムの成長に焦点を当てた非営利団体であり、Emurgoは日本のベンチャーキャピタルです。

Messariのデータによると、カルダノは2015年9月から2017年1月までの5回のトークンセールで259億ADAを配布し、8000万米ドル近くを調達したとされています。カルダノ・ブロックチェーンのメインネットは、2017年9月にカルダノ財団によって管理されるノードのフェデレーションネットワークとして立ち上げられた後、分散化フェーズを含むアップグレードが段階的に開発・実装されています。

今回、BITPointに上場するエイダコインは、「カルダノ」のネイティブトークンで、ティッカーシンボルはADAです。2021年8月3日現在の価格は1ADA=142.12円、時価総額は約4.6兆円で時価総額ランキングは5位となっています。発行上限は450億ADAで、そのうち約329億ADAが流通しています。

中核となるPoSプロトコル「Ouroboros(ウロボロス)」

カルダノ・ブロックチェーンのコンセンサスプロトコルはOuroboros(ウロボロス)です。これは、エネルギー効率を高めながらビットコインと同等レベルのセキュリティを実現することが証明されている、IOHKによって開発されたプルーフオブステーク(PoS)プロトコルです。

カルダノは当初、IOHK、EMURGO、Cardano財団の3つの団体のみがブロックを生成できる、Ouroboros BFTという形でローンチしました。

その後、2020年7月にShelley(シェリー)と呼ばれるネットワークの分散化フェーズへ移行し、ブロック生成を外部のエンティティが担うことが可能になり、エイダコイン(ADA)を保有してネットワークに参加することで報酬を受け取れるステーキングが可能となりました。

2021年8月現在、カルダノでは480億米ドル相当のエイダコイン(時価総額の71.1%)がステーキングされており、ステーキング規模で最大のネットワークとなっています。また、アクティブプールは2,809、ステーキングアドレス数75万件と高い分散性も備えています(PoolTool.ioより引用)。

さらには、今年の秋には「アロンゾ」と名付けられたスマートコントラクト機能が実装される予定となっています。アロンゾアップデートを経ることでNFTの発行やDeFiに関する開発の増加が期待されています。

エイダコインの特徴

続いてエイダコインの特徴について解説します。

証明性の高さによる安全性の高さ

エイダコインのプラットフォームであるカルダノの最も大きな特徴は、証明性のあるPoSを採用している点です。データの改ざんを試みる攻撃者の悪意に対して数学的に検証可能なセキュリティを備えているプロトコルを採用しており、これが他のブロックチェーンと大きく異なる部分でもあります。

その特徴から信頼性や安全性が重視されるエンタープライズレベルのネットワークの基盤として採用されています。例えば、世界的なシューズメーカーであるニューバランス社とブロックチェーン技術を用いた真贋判定に利用されるなど、信頼性が必要な各領域において多くのプロジェクトが稼働しています。

今後、「アロンゾ」アップデートなどを通じて更なる機能追加がされれば、この証明性の高さに基づく安全性の高さはカルダノが選択されていくための重要な要素となります。

スケーラビリティの高さ

ブロックチェーンのユースケースにおいて、ボトルネックとなる問題がスケーラビリティ問題です。

まず、トランザクション処理の速度(TPS)です。TPSは、「トランザクション・パー・セカンド」の略で、1秒間にいくつのトランザクションを処理できるかという指標です。送金などのトランザクション処理に関しては、ビットコインでは1秒間に7件、イーサリアムは最大25件(現在進行中のアップデートで飛躍的に向上する予定)で、第二世代までのブロックチェーンは実用性に欠ける速度です。これに対して、クレジットカードは最大5.6万件の処理が可能で、決済に使用されるブロックチェーンにはこの水準のTPSが要求され、NFTの発行や転送なども含めるとさらなる処理速度が求められます。 

また、ネットワークに占めるデータ量も重要な要素となります。ブロックチェーン自体がインターネットに依存してネットワークを構築しているため、トランザクション処理用のデータのサイズや数が増えることはネットワークに負担をかけることになります。

さらにブロックチェーンの基本でもある「全てのデータを全ノードで保存する」という特性に関しても、スケーラビリティ問題を引き起こしている課題の一つです。

カルダノでは、これらの課題を高いレベルで解決するアップデートがされる予定で、実用性の高さにおいて非常に期待されています。

エイダコイン(ADA)の将来性と購入方法

最後にエイダコインの将来性と、購入できる国内取引所について解説します。

スマートコントラクトの実装によるDeFiへの進出

カルダノでは、この秋に予定されているアップデートによりスマートコントラクトが実装されます。カルダノが実現する証明性の高いブロックチェーンは情報の真偽が重要な金融の分野で高いニーズがあると見込まれており、カルダノがDeFiのベースブロックチェーンとして広範囲に使用される事が期待されています。

また、現在では開発途上にある保険や重要書類などに関するアプリケーションのベースとしての利用も見込まれています。

Blockchain 3.0

また、カルダノは第三世代のブロックチェーンを実現するために誕生しています。ブロックチェーンの世代は、第一世代がビットコイン、第二世代がイーサリアムです。

第二世代のイーサリアムが抱える問題として大きく3つの課題がとされ、それらを解決したブロックチェーンプラットホームが第三世代のブロックチェーンです。第三世代ブロックチェーンとして具備すべき要件は、以下の3点です。

  1. スケーラビリティ
  2. インターオペラビリティ
  3. サステナビリティ

それぞれ、ブロックチェーン技術に関する事であるため技術的な詳細の解説は避けますが、平易にまとめると、「トランザクション処理の速さと量が実用的なレベル」で、「言語の異なる別のブロックチェーン同士のやりとりが可能」となり、「現実的なコストで運用できる」という意味となります。

つまり、現状の仮想通貨が抱える実用面での課題を解消し、通貨のやりとり以外においてもブロックチェーン技術を導入することで、プライバシー保護と安全性を向上させる事が、第三世代のブロックチェーンに求められています。

BITPointで購入可能に


「BITPoint(ビットポイント)」は、株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。ビットポイントジャパンでは、ビットコインやイーサリアム、XRPといった主要な仮想通貨が取り扱われており、販売所だけでなく板取引が可能な取引所も提供しています。

第3世代のブロックチェーン技術として世界中の注目を集めているカルダノのネイティブトークンであるエイダコイン(ADA)は、8月下旬よりBITPointで購入できる予定です。エイダコインの取扱いの詳細について現時点では公表されていませんが、BITPointには仮想通貨を「貸して増やす」レンディングサービスもあるので、エイダコインに投資を検討している方はそうした関連サービスもチェックしておくと良いでしょう。

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まとめ

エイダコインが第三世代のブロックチェーンとしての中核を担うポテンシャルは十分にあると考えます。既に時価総額が高いにも関わらず、1枚単価の低いトークンでもあり、ステーキングも可能となるのであれば、BITPointで購入して長期運用することも検討してみてはいかがでしょうか?

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12