本やCDなどの不用品がモロッコ地震の被災地支援に。ブックオフとピースウィンズ・ジャパンが連携

ブックオフグループホールディングス株式会社の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社は、認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と連携し、モロッコ地震の被災地支援の取り組みを開始した。

2023年9月8日深夜(日本時間9日午前7時過ぎ)、モロッコ中部でマグニチュード6.8の強い地震が発生した。震源地に近い大都市のマラケシュなどでは、世界遺産に登録されている旧市街のモスクの塔が崩れ、多くの住民が屋外で夜を過ごした。死者・負傷者はともに2900人を上回っている。今回の地震を受けて、自然災害や紛争、貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際協力NGOであるPWJは日本から支援チームを派遣し緊急支援を実施している。

ブックオフとPWJはモロッコへ緊急支援を行うために連携を決めた。支援にはブックオフが提供しているモノを支援、応援するキモチにかえる宅配買取寄付サービス「キモチと。」を活用する。「キモチと。」は読み終わった本、聴かなくなったCD、遊び終わったゲームなど不要になったモノを送り、その査定金額で様々な団体に寄付、応援、支援することができる取り組みだ。

今回の連携では「キモチと。」を利用して送った不要品の買取額全額が、PWJを通じて、モロッコ地震の被災地域での水、食料、医薬品、衛生用品、避難所などの緊急支援に活用される。

【関連サイト】【モロッコ地震緊急支援!!】不要な本やCDの寄付が被災地支援に繋がります。

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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