ビットコインが1月7日に一時7,900米ドル(853,358円:1米ドル=108.02円)を超え、24時間で5.79%の上昇を見せた。このまま弱気サイクルを抜けることができるか、多くのアナリストが注目している。ビットコインニュースメディアNewsBTCが伝えた。
一部のアナリストの見立てでは、昨年6月以来の緩やかな下降トレンドは継続中で、ビットコインは今後大幅に下落する可能性がある。強気サイクル入りには、昨年9月以来意識されてきた7,860米ドルから8,090米ドルの水平なレジスタンスゾーンを明確にブレイクすることを条件としている。
一方で、最新の上昇をきっかけにビットコインが8,100米ドルから8,700米ドルのレンジへ突入するという見方も出ている。その理由の一つに、ビットコインのハッシュレートの上昇がある。価格変動のインジケーターの一つとみなされるビットコインのハッシュレートは、2020年1月1日に毎秒約119エクサハッシュ(EH/s)に増加して過去最高値を更新した。また日足チャートで逆三尊(インバースヘッドアンドショルダー)と呼ばれる強気のテクニカルサインが出ていることも指摘されている。
同日に主要なアルトコインも上昇しており、市場全体の強気サイクル入りを期待させている。イーサリアムは3%、XRPは最大12%の上昇幅を見せた。ビットコインは過去に価格上昇につながったブロック報酬の半減期を2020年5月に控えている。
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