米国とイランの緊張の高まりからビットコイン価格急騰へ

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米国とイランの緊張の高まりが再びビットコインの価格急騰に影響しているという。1月10日、仮想通貨ニュースメディアAMBCryptoが報じている。

デジタル資産およびブロックチェーン業界を代表する世界有数の商業組織Chamber of Digital Commerce(デジタルコマース会議)によると、世界の動向が不確実な中でビットコインの価格が急騰するのは初めてのことだという。

しかし、デジタルコマース会議の創設者Perianne Boring氏によれば、ビットコインの価格が地政学的な不確実性に対してどのように推移するかは、ビットコインが本当に「価値の保存」の役割を果たすことができるかにかかっているとしている。その上で、同氏は、米国においてデジタル資産に対する明確なガイダンスがいまだないことが経済リーダーとしての米国の主導権を失うことに繋がりかねないと懸念を表明している。

米国では現在、米証券取引委員会(SEC)および米商品先物取引委員会(CFTC)という2つの機関が仮想通貨を管轄するべく取り組みを進めている。しかし、いまだ不透明なガバナンスが、米国を拠点とする仮想通貨やブロックチェーン関連企業の流出を招いているとの指摘もある。

【参照記事】Bitcoin, a reliable alternative during global uncertainty: Perianne Boring
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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