昨日のビットコイン相場はFOMC後の上昇分を吐き出す展開に。FOMC前には46,000ドル台後半から49,000ドル台まで上昇していたビットコインだが、昨日は米国株の上値が伸ばせない中、47,000ドル台まで調整する動きとなっており、なかなかビットコインの上値が伸ばせない地合いとなっている。
年末は納税のための換金売り等が発生するため、チャートの青色のレジスタンスを超えてこないと上方向へ突き進むのは難しいか。
一方で、オンチェーンでは中期的には上方向に動きそうなデータが揃ってきており、個人的には年末までにロングを仕込みつつ、年初の上昇についていけるようなイメージで考えておきたい。
もしくは大幅下落する過程ではオプションで60,000ドルや70,000ドルのコールを買う戦略も考え始めており、どこまで下落するかわからないためオプションである程度ヘッジしながらアップサイドを狙う方法もありかと考えている。
米国市場はNASDAQが大幅下落しておりNYダウは小幅下落する動き。
FOMC後の上値追いの動きは見られず、流動性もここから低下する中、年末まで上値を追っていくかどうかは正直不透明か。
米国債金利も低下しており、ドル円は113円台半ばまで一時下落。昨日はイギリスのBOEが政策金利を引き上げており、イギリスポンドが上昇している。
イギリスでは足元のインフレに対策を講じた格好となっており、これが景気に大きく影響出るかは見ておきたいところ。
ユーロドルは1.1500付近まで一旦反発したらショートエントリーでいいかと考えているが、いつその水準にまで到達するかという時間軸の視点もとても大事であり、年末あたりで到達した場合は見送る予定。
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