米暗号資産メディアCointelegraphが、2021年に注目を集めたツイートをまとめて紹介した。
1.エルサルバドルがビットコインを法定通貨に
2021年9月7日に、エルサルバドルが世界で初めてビットコインを法定通貨として認めるツイートを、ブケレ大統領が投稿した。その後も、同国におけるビットコイン関連の情報発信はほとんどがブケレ大統領のツイートを通して行われている。
2.マイアミ市長が暗号資産を推進
米マイアミ市のスアレス氏が、2021年はマイアミ市を暗号資産の推進都市にする意向を1月28日に表明した。その後同氏は、自身の給与の一部をビットコインで受け取っている。
3.マイクロストラテジーがビットコインを大量購入
米マイクロストラテジーは、2021年の通してビットコインに投資し続けてきた。同社はビットコインを購入する度にTwitterで報告し、市場は少なからず反応を見せるなど、2021年は大企業のビットコイン購入が注目を集めた1年だったと言えるだろう。
4.イーロン・マスク氏の投稿が市場を動かす
マイクロストラテジー以外にも、ツイート1つで市場に影響を与えた投稿は数多く見られた。中でも、米テスラのCEOであるイーロン・マスク氏は、ビットコインやドージコインについて言及し、その度に市場に大きな影響を与えた。
5.ビットコインのアダプションはいつか
オンチェーンアナリストのウィリーウー氏が、インターネットが普及してきた歴史を参考に、ビットコインがいつアダプションするのかについて考察を述べた。2022年からの4年間は、ビットコインユーザーを10億人に到達させる可能性があるとしている。
6.スポーツスタジアムの名称が暗号資産関連企業に
2021年は、暗号資産関連企業がスポーツ領域で知名度を高めた1年となった。暗号資産管理サービスを提供するCrypto.comは、米ロサンゼルスにあるStaples Centerの命名権を取得し、新たにCrypto.com Arenaと名付けている。その他にも、米暗号資産取引所FTXのアンバサダーにメジャーリーガーの大谷翔平選手が就任するなど、日本でも大きく注目を集めた。
暗号資産・ブロックチェーン業界は、黎明期よりTwitterを中心に議論が巻き起こってきた。一次情報を得やすいという側面からTwitterは界隈で幅広く使用され、マーケティングツールとしても活躍している。
【参照記事】Crypto Twitter year in review: 10 influential tweets of 2021
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