米暗号資産メディアCointelegraphが、2021年に暗号資産市場に大きく影響を与えたプロジェクトとして、Uniswap、Aave、Curve、Axie Infinity、ドージコインの5つ紹介した。
Uniswapは、2020年の夏にローンチして以降、分散型取引所(DEX)最大手として市場の発展に大きく貢献してきた。2021年も、全てのDEXの中でも最も取引量が多いことが明らかとなっている。
また、イーサリアムのセカンドレイヤープロジェクトであるOptimismやArbitrumといったソリューションにもいち早く対応し、エコシステムの発展を後押しした。
DeFiレンディングプロトコルのAaveは、2021年にv2をリリースすると、イーサリアム以外にPolygonやAvalancheといったネットワークに対応。Aaveで流通する総額は257億ドルを突破した。
ステーブルコインに特化したDEXのCurveは、USDCやUSDTなどのステーブルコインが大きく成長するための十分な流動性をもたらしている。依然として高いボラティリティのある暗号資産市場にとって、トレーダーの資産を避難させるためのプラットフォームとしても活躍した。
Curveは、マルチチェーン時代となった2021年を象徴するように、イーサリアム以外にAvalanche、Harmony、xDAI、Polygon、Arbitrum、Fantomといったネットワークに対応している。
GameFiプロジェクトのAxie Infinityは、2021年の最注目トレンドとして「Play-to-Earn」の概念を定着させた。イーサリアムの課題であるスケーラビリティ問題を改めて浮き彫りにさせ、独自のサイドチェーンであるKatanaをローンチしている。
最後にドージコインは、イーロンマスクなどの支持を受けミームコインとして大きく注目を集めた。1月1日時点で0.0031ドルであった価格は、5月8日に0.74ドルの史上最高値をつけている。
【参照記事】5 cryptocurrency projects that made waves in 2021
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