8月8日、インターネットマーケット最大手のアマゾンがビジネス特化SNSのLinkedInでブロックチェーンエンジニアを募集していることが報じられた。
同社でエンジニアとして採用された場合には、技術およびアーキテクチャーの両側面からシステムのロードマップを定義するだけでなく、ソフトウェア全体で主導権を発揮していくことが求められていたという。
アマゾンは2018年末に、Quantum Ledger Database(QLDB)と呼ばれるフルマネージド型台帳データベースの提供を開始している。QLDBでは、Hyperledger Fabric、Ethereumなどのブロックチェーンを台帳として使用できることから注目を集めていた。2019年にはブロックチェーン技術を提供するクラウドサービス(BaaS:Blockchain-as-a-Service)のビジネス展開を開始するなど、ブロックチェーンへの取り組みを強め始めている。
これらのサービスが本格始動した際にはどのように利用されていくのか、引き続き注目していきたい。
【参照記事】Amazon wants to place advertising data on blockchain, looks for new software engineer for the task
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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