8月8日、インターネットマーケット最大手のアマゾンがビジネス特化SNSのLinkedInでブロックチェーンエンジニアを募集していることが報じられた。
同社でエンジニアとして採用された場合には、技術およびアーキテクチャーの両側面からシステムのロードマップを定義するだけでなく、ソフトウェア全体で主導権を発揮していくことが求められていたという。
アマゾンは2018年末に、Quantum Ledger Database(QLDB)と呼ばれるフルマネージド型台帳データベースの提供を開始している。QLDBでは、Hyperledger Fabric、Ethereumなどのブロックチェーンを台帳として使用できることから注目を集めていた。2019年にはブロックチェーン技術を提供するクラウドサービス(BaaS:Blockchain-as-a-Service)のビジネス展開を開始するなど、ブロックチェーンへの取り組みを強め始めている。
これらのサービスが本格始動した際にはどのように利用されていくのか、引き続き注目していきたい。
【参照記事】Amazon wants to place advertising data on blockchain, looks for new software engineer for the task
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- DIMO、HAKUHODO KEY3と提携 日本市場で自動車データの新しい未来を築く - 2025年3月26日
- ReFiで広がるカーボンクレジット市場の未来― KlimaDAO JAPANの取り組みと展望【インタビュー】 - 2025年3月14日
- ReFi×インパクト投資×システミックデザインから見る、新しい経済システムと金融の未来(HEDGE GUIDE / IDEAS FOR GOOD Business Design Lab) - 2025年2月12日
- peaq、次世代AIインフラ企業iGam3の参加を発表 計算基盤の分散化で新たな経済圏へ - 2025年2月5日
- Xpansiv、炭素除去クレジットの専用取引市場を開設 - 2025年2月4日