イオングループのイオンペット株式会社は、広島県と「災害時における愛護動物救護活動支援に関する協定」を締結したと発表した。
イオンペットは国内最大級のペット総合専門店企業であるネットワークを生かし、災害時に自治体が設置する避難所等において、ペットの飼養管理に必要なフードや衛生用品の手配、獣医師や動物看護師をはじめとするイオンペットの従業員の派遣など、総合的な支援活動を行っている。 今回結んだ協定に基づき、広島県内でイオンペットが運営するペテモ広島宇品店、ペテモ福山店、ペテモ広島祇園店、ペテモ広島府中店を拠点として、同県と協力して災害時の対応や平時の備え等について、県民への啓発活動に取り組んでいくとしている。
イオンペットでは動物と人間の幸せな共生社会の実現という企業理念のもと、2017年より、全国各地域の動物愛護センターや保健所に収容されている保護動物たちの生活環境やお世話のサポートを目的にペットフード等の寄付活動を拡大してきた。広島県とは2019年9月から同県内のペテモ広島祇園店、ペテモ広島宇品店、ペテモ広島府中店で取り扱う商品のうち、賞味期限切迫により廃棄間近のペットフード(犬用・猫用)やベッド類等の季節商品を、定期的に広島県動物愛護センターに寄付(支援)を実施してきた。
今回の協定の具体的内容には、被災ペットの管理に必要な物資および預かり場所の提供(ケージ、首輪、リード、ペットフード、ペット用トイレ用品等)や被害状況に応じた広島県からの要請事項への対応等が含まれる。イオンペットは今後も地域社会と手を取り合い、継続的な動物愛護の取り組みを実施することで、動物と人間の幸せな共生社会の実現を目指していく。
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岡村 幸治
フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。
Twitter:@koji__O
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