イオン株式会社は宮城県宮城郡利府町と包括連携協定を締結したと発表した。幅広い分野で緊密な連携を図ることによって双方の資源を有効に活用し、地域の活性化と町民サービスの向上を図る。具体的には、子育て支援・青少年の健全育成、町政情報・観光・町の魅力の発信、地産地消と産品の販路拡大、防災・災害対策、環境保全とリサイクルなどの分野で連携する方針だ。
さらに、イオンは本協定の取り組みの一環として、カードの表面に利府町公式キャラクター「十符の里の妖精リーフちゃん」がデザインされたご当地WAON「十符の里の妖精リーフちゃんWAON」を発行した。「WAON」はイオンが提供する電子マネーで、チャージして買物に利用でき、200円ごとに1ポイントが付与される仕組み。1ポイントを1円相当で使うことができる。
「十符の里の妖精リーフちゃんWAON」の利用金額の一部は利府町に寄付され、利府町の未来を担う子どもたちのために役立てられる。WAONアプリにて発行する場合は発行無料で、イオン店舗で購入する場合は1枚300円。当初は宮城県内のイオン、イオンスタイルを中心に発売し、順次全国のイオン店舗で販売するという。
イオンは2009年から日本各地の自治体との連携のもと、利用金額の一部が地域社会への貢献につながるご当地WAONの発行を開始。これまでに発行したご当地WAONは今回の「十符の里の妖精リーフちゃんWAON」を含めて計168種類に上る。
本協定を機にイオンと利府町は連携して地域の活性化や町民への新しいサービスの創出に取り組んでいく。
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岡村 幸治
フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。
Twitter:@koji__O
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