仮想通貨取引所Zaif(以下Zaif)は9月21日、同取引所が受けたハッキング被害による仮想通貨の流出額は約70億円であったことを発表した。20日の発表時点では同取引所サーバーの停止により暫定となる被害額が発表されていたが、今回の発表で正確な流出額が判明したかたちとなる。
盗まれた通貨の種類は3つで、ビットコインとモナコインとビットコインキャッシュだ。今回、流出した仮想通貨の内訳はビットコインが約5,966BTC、モナコインが約6,236,810MONA、ビットコインキャッシュが約42,327BCHになる。通貨ごとの被害額はビットコイン約42億5千万円、モナコイン約6億7千万円、ビットコインキャッシュ約21億円だ。
今回の事件を受け、Zaifは電話によるサポート窓口を設置し、メールや電話での問い合わせを通常の平日だけでなく土日祝の午前10時から午後5時半まで行うとしている。
【参照URL】 Zaif – 暗号通貨取引所 @zaifdotjp
【参照記事】Zaif、ハッキングにより約67億円相当の仮想通貨が被害に
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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