TaoTao、不正ログインの損失を最大100万円まで補償する制度を導入

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TaoTao株式会社が運営する仮想通貨取引所TAOTAOは9月30日、東京海上日動火災保険株式会社とのタイアップにより、不正ログインにより顧客が損失を被った場合に最大100万円まで補償する制度を導入した。

仮想通貨取引を巡ってはここ数年、多額の資金流出を伴う事故がいくつか発生しており、そのいずれもが外部からの不正アクセスにより引き起こされている。こうした事態を受け、TAOTAOにおいて顧客に安心・安全な仮想通貨取引が提供できるよう、24時間365日のシステム監視やコールドウォレットによる顧客の資産管理、マルチシグネチャーの導入、2段階認証による「なりすまし」防止などを行ってきた。

このほど、不正ログインが発生した場合に関する補償制度を導入により、顧客が安心して仮想通貨取引ができるようさらなる環境整備を図られた。補償制度は、2段階認証を設定しているアカウントを対象に、ログインIDやパスワードの盗難による不正出金によって被る「なりすまし」被害を受けた場合に1回の請求で最大100万円が補償される。

適用対象には2段階認証を設定していること以外に、出金先銀行口座情報の変更時および出金先銀行口座に日本円を出金する際にも2段階認証を設定していること、また出金先銀行口座に日本円で不正に出金された際に直ちに所轄警察署かTAOTAOに通知していることが条件となっている。

仮想通貨取引所で口座を開設する際は、不正ログインを未然に防ぐために2段階認証の設定が強く勧められている。取引所は日々不正アクセスに対して不断の努力をしているが、顧客側も自分の資産は自分で守るためにセキュリティ意識を高めておく必要がある。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。