オフィスサイネージ「e-Pod Digital」のTAAS、FUNDINNOで2回目の資金調達

企業向けの機密文書処理サービスおよびオフィスサイネージメディア事業を展開するTAAS(ターズ)株式会社は、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で2回目の資金調達に挑む。募集期間は2021年1月9日から11日まで、目標募集額1577万8千円、上限募集額6295万1千円。投資申し込みは1口16万1千円、1人3口まで。

TAAS社は企業の機密情報を無料で溶解処理するサービス「e-Pod Digital(イーポッド・デジタル)」を運営している。溶解処理とは、書類などを水により溶解させ、解読不可能な状態にする技術。イーポッド・デジタルは機密文書の処理の過程をクラウド上で一括管理でき、回収した機密文書がどのように処理されたかの確認や、処理証明書の発行なども行える。処理用の筐体にはデジタルサイネージが設置されており、広告が配信されることによって、導入から利用まで無料化を実現している。同サービスを導入することで企業は処理の経費を削減でき、国連が推奨するSDGs(持続可能な開発目標)への貢献をアピールすることも可能だ。

TAAS・文書溶解処理サービス「e-Pod Digital(イーポッド・デジタル)」

「ゴミ箱をデジタルメディアにする」とうたうサイネージ事業について、同社は自社の強みを「現状、BtoB領域での効果的なメディアはなく、オフィス向けメディアはターゲットを自分でセグメントできない中、当社は導入企業のデータベースを元に、広告配信の最適化を可能にする新たなジャンルの広告媒体を確立させている」と説明する。

注目度ファンディーノでの初回の資金調達は2018年7月、上限応募額8500万円分の投資申し込みを得て成約した(調達金額8290万円)。サービススタート約1.8年で導入社数264社、広告主23社を獲得し、ビジネスモデル特許の取得も完了。コロナ禍のリモートワークが増える中でも、導入企業での稼働率は97%(同社調べ)と高水準を維持した。

e-Pod Digital(イーポッド・デジタル)の実績

今回の資金は、e-Pod Digitalをオフィス内で部署単位までセグメントできるBtoBに特化した「No.1オフィスサイネージメディア」を強化するために、配信システムのバージョンアップ、セグメント機能の追加などに充てる。

e-Pod Digitalの配信システムのバージョンアップ、セグメント機能の追加

マイルストーンは2024年のIPO、売上高11億円以上を想定。同年までにイーポッド・デジタル筐体導入台数1179台の設置を計画している。

ファンディーノは株式会社日本クラウドキャピタルが運営する国内初の株式投資型CFサービスで。これまでの累計成約額は42億1994万円、累計成約件数129件、ユーザー数じ5万1839人(2020年1月4日現在)と、国内取引量1位を誇る。

投資家は、ファンディーノ上で一口約10万円の小口から、IPOやバイアウトを目指す将来性のある企業の株式に投資することができる。応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士など専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、審査会議は多数決ではなく会議メンバー全員一致で決定するという厳格なルールで、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

投資家は、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができ、企業の成長を一緒に経験できるのもファンディーノの魅力だ。また、エンジェル税制の対象となる企業に投資すると、投資した金額に応じて所得税の優遇制度が受けられる。投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に無料登録と、入力データと本人確認書類との照合による審査が必要となる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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