株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で1月18日、新株予約権型の新規案件「<累計185万DL達成>AIスタイリストが『手持ち服』を活かしたコーディネートを提案。クローゼットを起点としたサステナブルなファッション体験を提供する『XZサービス』」が公開された。予約権を発行する株式会社STANDING OVATIONは、手持ちの服をAI(人工知能)のスタイリストが自動で組み合わせてコーディネートを提案してくれるアプリ「XZ(クローゼット)」、アパレル企業の通販(EC)サイトで「商品」+「手持ち服」のコーディネートをブランド横断でシミュレーションできるサービス「XZ-biz(クローゼット・ビズ)」を開発・提供している。「ユーザーが自分のクローゼットを可視化して最適化することで無駄な買い物が少なくなるようなサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現させたい」と、支援を呼び掛けている。目標募集額1008万円、上限応募額4032万円。投資申込受付期間は1月25日〜31日。
BtoCアプリの「クローゼット」は累計185万ダウンロードを突破(22年12月時点)、約4000万点におよぶファッションアイテム(手持ち服=私服)のデータが登録されている。
クローゼット・ビズはクローゼットの仕組みとエンジンを切り出して活用し、アパレル企業の通販サイト上で「商品」+「手持ち服」を組み合わせたイメージをシミュレーションできるサービスで、アパレル企業が自社ECサイトに「XZ-biz」を導入すると、現在販売している商品とユーザーが以前に購入した服を組み合わせたコーディネートのイメージをシミュレーションして提案してくれる。
「ユーザーは無駄買いせず必要な商品が見つかる上に手持ち服も活かせるので、サステナブルな買い物になる」と同社。また、ユーザーが手持ち服との組み合わせや着回し、相性のチェックなどをイメージしながら買い物ができるため、これまでの導入企業では購入率=CVR(Conversion Rate:顧客転換率)が約7.6〜10倍に向上した(同社調べ)。
現在は無料アプリ(広告収益のみ)だが、23年11月には買い足しを促すコーデの提案からのコマース機能や、個人に合わせたコーディネートを提案するパーソナル診断機能を実装、手数料や月額課金でのマネタイズも開始する予定。一方、クローゼット・ビズは、初期導入費と月額利用料のSaaSとして提供しマネタイズを図る。アプリのダウンロード数500万DL、クローゼット・ビズはECサイトで300サイト、実店舗で3000店舗の導入を、サービス浸透の目安とする。
ビジョンは、ユーザーのクローゼットのデジタル化による「クローゼットを持ち歩くファッション体験」をスタンダード化させ、普及・浸透させること。「アパレル業界の課題でもある、売って終わり・売りっぱなしの一方通行型ではなく、AIテクノロジーを駆使してタンスの肥やしを蘇らせて有効活用を促す『循環型ファッション体験』を広げたい」としている。
投資は1口9万円、1人5口まで。特定投資家は1口90万円、180万円、360万円、720万円、1440万円、2880万円の6コースがある。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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